午前8時43分、岩手県と宮城県の県境あたりでマグニチュード(以下、Mと記す)7.0の地震が発生した。深さが10キロ程度というから、被害はかなり出ているものと想像できる。間違いなく能登半島地震よりも激甚な状況だと思う。
この辺りでは1900年にM7.0という地震が発生した。その後、1962年にM6.5が起きている。この2つの地震の北側の断層が動いたものと思われる。
今、9時10分、まだテレビから被害の状況は伝わってこない。栗原市消防署の職員が「今のところ被害は確認していない。119番通報は続々と入っている」とNHKのアナウンサーの問いかけに答えている。
震源地は2004年10月の新潟中越地震と同様に中山間地の地震だ。土砂崩れが心配される。
9時20分、宮城、岩手、秋田、山形に緊急地震速報が出た。
9時24分、この緊急地震速報された地震が発表された。「9時20分頃、同じ箇所でM5.6の地震が発生した」とのことだ。
9時27分、建物倒壊に関する情報が流れた。岩手県一関市で建物が倒壊して怪我人が出たという。北上地区消防組合消防本部の情報では、県道で落石があったという。現段階では救急車の出動をしていないとのこと。
現段階で奥州市の情報が入ってきていない。大きな被害が出ていなければいいが、地震の規模、深度などを考え合わせると奥州市の状況が心配だ。
今すぐにでも救援物資を持って奥州まで出掛けたい気分だ。環境担当だけど。