(上から読んでね)
さて、「ちりとてちん」の人物たちの人生はそれぞれ都合よく区切りがついたようだが、現実のワシャの人生はそうさっぱりと句点は打てない。人の都合に翻弄されながらも、金食い虫の大学生のガキンチョ2人を抱えて生きていかなければならない。
腐っていても仕方がないので前を向いて少しずつでも荒れ果てた大地を耕していくしかないようだ。
ドラマは出産を終え充足した表情を見せる喜代美を大写しにしながら、上沼恵美子の巧みなナレーションでこう締めくくっている。
「おかしな人間たちの陽気な道中は、まだまだ続いていきますが、お時間です。また、いつの日か、お付き合いを願います」
そうそう、5月末に「ちりとてちん」のDVDが発売されるそうだ。これは買わなくっちゃぁね。