本屋に行く

 天気がよかったのでサイクリングで隣町の大型書店まで出掛けた。暖かい日で手袋がいりませんでしたぞ。
 ワシャの町の周辺は西三河の一大穀倉地帯だ。だから田圃の区画がきれいに整備されている。ちょうど今時分から田起こしが始まり、早い圃場では水が貯え始めていた。一冬眠っていた農地が息を吹き返すのである。
 そんな風景のなかを本屋目指して、キコキコとペダルを踏む。長閑ですのぉ。

 土曜日の朝日新聞「be on Saturday」に脚本家の倉本聰さんの記事があった。ドラマ「北の国から」の脚本家である倉本さんは、ワシャのかけがえのない師匠の一人なのだ。倉本さんの作品は「前略おふくろ様」以後はほぼ全部見ているし、著作は脚本からエッセイ集までことごとく読破した。ワシャの背にある棚にも60冊は倉本本がある。
 倉本さんの提案で富良野のゴルフ場跡地をもとの自然に戻そうと「富良野自然塾」が2年前に始まった。それがようやく軌道に乗り始めたらしい。よかったよかった。
 その記事を読んだ直後に本屋に行ったので、買った本が偏りましたぞ。
藤倉良『環境問題の杞憂』(新潮新書
冨山和子『環境問題とは何か』(PHP新書)
槌田敦環境保護はどこが間違っているのか?』(宝島新書)
日引聡/有村俊秀『入門 環境経済学』(中公新書
松下和夫『環境政策学のすすめ』(丸善
岡本博司『環境科学の基礎』(電気大出版局)
原剛監修『世界の環境地図』(青春出版社
西岡秀三監修『この真実を知るために 地球温暖化』(Newton別冊)
 ついでに『理科年表平成20年』(丸善)も買っちまいました。
 おまけに雑誌コーナーで「週間新潮」を読んでいたら、元モーニング娘。後藤真希が、タバコをプカプカ吸いながらパチンコに興じる写真が掲載されているではあ〜りませんか。これも思わず買ってしまったのじゃ。

 これだけ読めば後藤真希と環境問題についてちょこっと解るかもしれない。