モンゴルに帰国する朝青龍の表情を見たが、あれはどう見ても精神を病んでいる人間の顔ではない。元気一杯のやんちゃ坊主が先生に叱られて一時神妙に目を伏せているといった図である。今頃、ウランバートルの高級ホテルのスイートでチンピラのような出で立ちの付き人と祝杯をあげていることだろう。何が「解離性障害」だ。ちょんまげが泣くぞ。
この件に関してもう一人のちょんまげがしゃしゃり出てきた。ちょんまげ議員の松浪健四郎である。バカはバカを呼ぶらしい。このちょんまげはバカ青龍と長い付き合いがあるとのことで、一連の日本相撲協会の対応を朝青龍側に立って次のように批判している。
「小さいときから培われた思想が(日本人とは)違うという理解が欠落している。今までの小さな不祥事をあわせて一本という重い罰を与えたが、その折々に注意をしておけばよかった」
おいおい、バカ青龍はモンゴルから転向してきた小学生じゃないんだぞ。なにが、「その折々に……」だ。「小さなときから培われた思想」って、モンゴルでは、自分のわがままを通すためなら嘘をついてもいい、というような思想が培われていると言いたいのか、このちょんまげ男は。
こんなのが文部科学省の副大臣に起用されるんだから大笑いだ。まぁ副大臣なんていう盲腸みたいなポジションは誰がやってもいいんだろうけど、よほど人材が払底しているのだろうか。
このちょんまげ男は早速、副大臣という虎の威を借りて、相撲協会に圧力をかけている。
「財団法人として文科省の思い通りにちゃんと運営してくれているか、これから見直していかないといけない」
おまえに見直されたら、相撲協会もおしまいだ。いい加減にしてちょんまげ。