政治家の本質を変えなければダメだ

 小泉さんが頑張っていた時には、しょぼくれていた森喜朗だったが、また、息を吹き返してしまった。この手のモノの見えない愚物が表舞台に登場してくると、また国政が歪められてしまうので心配だ。このあたりの息の根を止めない限り自民党に明日はない。
 先日、森と同期の大物(ぶっている連中)が一堂に会してひそひそ話をしたという。その他には小沢一郎羽田孜渡部恒三綿貫民輔がいた。小沢以外は単に馬齢を重ね、長年にわたって特権と高い報酬に甘んじてきた人種に過ぎぬ。これらの人物が吸い続けた国費に比べ、国家のために成したことのいかに小さいことか。
 この森喜朗が昨日テレビでキングメーカー然として一席ぶっこいていましたが、それも小泉さんの人気で清和政策研究会が膨張して、たまたまその中で一番長老だったという偶然に救われているだけだ。本当のキングメーカーだった田中角栄とはモノが違う。こんな三流の人の御託を拝聴せねばならぬとは、嗚呼、止んぬるかな。
 今、『国会便覧』を広げている。はたしてこの中に本当にこの国の明日を託すことのできる政治家が何人いるだろう。衆議員の当選回数10回以上は長すぎる。加藤紘一山崎拓も旬は過ぎた。
 9回では麻生太郎古賀誠久間章生中川秀直らがいるが、どちらにしても古い自民党体質のDNAを強く受け継いでいるので、勝谷誠彦さんの言う「利権談合共産主義」にどっぷりと汚染されている。9回には潔い平沼赳夫がいるのが救いだが、脳梗塞の状況がどうなんだろうか。
 8回、7回もまともな代議士はいない。甘利、伊吹、二階、武部……ふう。
能力も志もない世襲議員や、柳沢大臣に代表される高学歴朴念仁では、必ずや国の行く末を誤まる。
 この際、民間や野党からも大臣を登用して国政に強い風を送りこめ。

ワルシャワ案】
内閣総理大臣安倍晋三
総務大臣小泉純一郎
法務大臣宮崎哲弥
外務大臣舛添要一
文部科学大臣和田秀樹
厚生労働大臣長妻昭
農林水産大臣石塚英彦
経済産業大臣糸井重里副大臣山田真哉
国土交通大臣田中康夫
環境大臣武田邦彦
内閣官房長官勝谷誠彦

 これならインパクトありまっせ。内閣支持率も急上昇だ。