波をじゃぶじゃぶじゃぶじゃぶかきわけて

 中国が大量に汚染物質を排出するために日本列島が光化学スモッグに襲われている。また中国全土での河川の汚染が進み、いずれは沿岸部に染み出して東シナ海黄海日本海を汚染するだろう。
 北朝鮮は射程距離5000キロの新型中距離弾道ミサイルを公開し、脅しをかけてくるし、韓国は60年の歳月を遡って、日本に協力した親日派の財産を没収するという。なにを考えているのかわからない国々が隣人とは情けない。
《我日本の国土は亜細亜の東辺に在りといえども、その国民の精神は既に亜細亜の固陋を脱して西洋の文明に移りたり。然るにここに不幸なるは近隣に国あり》
《悪友を親しむ者は共に悪名を免かるべからず。我れは心に於て亜細亜東方の悪友を謝絶するものなり。》
 福澤諭吉の「脱亜論」の一節である。120年も昔に迷惑なお隣さんについて疑義を唱えてていたのだ。
 また、司馬遼太郎の『街道をゆく』の中に「大邱のマッサージ師」という項がある。内容には触れないが、中国、朝鮮の国柄を理解するのには格好の1冊ですのでご一読をお薦めします。
 日本列島がひょっこりひょうたん島だったら、ミッドウェー海域あたりまで避難するんですけどね(苦笑)。