本日の購入本(その2)

筆坂秀世日本共産党新潮文庫、714円】
 話題になっていたので購入しようとあちこちの書店を訪ねたのだがなかった。「赤旗」が袋叩き(反論)したおかげでベストセラーになっちまって今日まで手に入らなかったじゃないか。こうなると「赤旗」のバックナンバーも読みたくなるわさ。共産党の皆さんはこの本を読んでどう感じるのだろうか。みんな志位さんと同じ感想なんだろうね(因みに不破さんと志位さんは一緒みたいですぞ)。
【国広哲也『日本語の多義動詞』大修館書店、2,415円】
 これは帯にやられちまいました。
《「大根を洗う」「泥を洗う」はどう違う?》
 こう書いてあったんですね。
「なぬ?どっちも『洗う』で一緒やんけー!」
 と思ったら、大根は洗ってもいいけれど、泥は洗わないんだそうですぞ。泥は「洗い落とす」が正しいそうです。う〜む、日本語は奥が深いのう。
【ムック『マネーの王道』講談社、980円】
 実は今日の本命はこれだった。日垣さんの「人生はギャンブルだ、けれども(笑)」という記事があったのじゃ。「自転車に乗った日垣さん」と「事務所書斎の書棚前でダンディな日垣さん」という写真が2枚掲載されている。この書棚の写真がいいですな。日垣さんの読んでいる本を窺うことができますからね。書棚にはこんな本があった。伊藤整『太平洋戦争日記』新潮社、山本夏彦『無想庵物語』文藝春秋福永武彦『意中の文士たち』人文書院山本芳明『文学者はつくられる』ひつじ書房久保田正文『作家論』永田書房、五木寛之『デビューのころ』集英社、日本ジャーナリスト専門学院編『芥川賞の研究』、深谷克巳『世界史のなかの民衆運動』青木書店、伊佐千尋『洛神の賦』文藝春秋社、小島晋治太平天国運動と現代中国』研文出版などなど、また買って読まなくっちゃいけない。
 合計5冊を買って、おまけにカウンターで『月刊百科5』『未来5』をもらってきたのだ。今日は読む本がたくさんあって忙しくなりそうだわい。