二日酔い

 いやー、ようやく戻ってこられたわい。
 ちと夕べは飲みすぎた。気持ちが悪い。頭痛がする。熱っぽい。腹の調子は悪い。こんなにひどい二日酔いは久しぶりじゃ。仕方ないのでデコに熱さまシートを張って、水分接取に努めながらひたすらコタツの中で回復を待つのだった(嫁に「あんたは冬眠中のクマか」と言われた)。
 で、クマは暇なので、高橋呉郎『週刊誌風雲録』(文春新書)を読んだ。これは面白かった。「週刊朝日」「週刊新潮」「週刊明星」「週刊文春」「週刊現代」「女性自身」などの発刊にかかわった編集者やライターの記録であり、戦後週刊誌の通史といっていい。
 あたた、まだ頭痛がする。ホントにアルコールというのは人体に害があるよなぁ。酒飲みという人種は「緩慢なる自殺」をするために日々酒をあおっているようなものだ。
 ううう、深酒するのはもう止めよう。体にも悪いし、失う時間も大きい。ワシャにはそれほど時間が残っていないのにバカだからついつい飲んじゃうのよね。
 あ、今日は寅さんシリーズの記念すべき第1作『男はつらいよ』が午後9時からあるんだった。一風呂浴びてさっぱりしたら雲海でも飲みながら映画鑑賞といきますか。って、全然、反省してないのだった。