新春能

 昨日、名古屋能楽堂で名古屋清韻会の能の集いがあった。知人がそこで舞囃子を舞うということなので覗いてきた。皆さん、素人なりに練習を積んでなかなか見ごたえがありましたぞ。取りは大槻文蔵師の仕舞で「嵐山」だった。この人、すらりとして姿がいい。終わったのは、午後6時を15分ほど過ぎた頃だった。
 桜通り線で名駅にもどり高島屋三省堂に寄って、日垣隆著『使えるレファ本150選』を購入。日垣さんのメルマガで連載されていたものを大幅に加筆したとのこと、読むのが楽しみじゃわい。と、思っていたら名駅のホームで読み始め、電車の中で読み続け、家に着いて風呂で読了した。あー面白かった。
 日垣さんは言う。
《即効性はなくても、1日に1回程度レファ本を厭わず開けば、ストレッチのごとく徐々に効いてくるのは間違いありません。》
 確かに、日垣さんにそそのかされ、レファ本を買い漁り、机の周りにレファ本を積んでおくと、ついつい手にとって調べる癖がついてしまうんですな。お蔭でストレッチになったのか、「アホ」なワシャが「ちょっとアホ」くらいには進化したかもしれない。
 風呂を出てから読みかけだった丸山健二の『安曇野の白い庭』と『未だ見ぬ書き手へ』を読む。両書に共通して書いてあることがある。それは「アルコールが脳細胞を死滅させる」ということだった。う〜む、肝に銘ずべし、と思いながら辛子明太子をつまみに芋焼酎を飲んでいるんでやんす。(←晩酌は止めたんと違うんかい!)