いい情報が手に入った。昨年末に津波被害を受けたスリランカの西海岸にボランティアとして入っていた知人から聞いた情報である。これであなたも来る東海・東南海地震を生き残れますぞ。
2004年12月26日のスマトラ沖大地震で発生した津波はインド洋を1500キロも越えてセイロン島に襲来した。この津波による死者は3万8000人とも言われている。この大災害の中で生き残った動物がいた。この動物はセイロン島に野性で生息しているのだが、この動物の死骸はひとつも見当たらなかったそうである。知人もそのことを不思議に思い、現地スタッフに確認したところこう答えが返ってきた。
「ああ、あの動物は地震や津波を事前に察知していたんだべ、津波が海岸に押し寄せる2時間も前にさっさと丘の上に避難してたんだ」
そう、その動物は災害を予知しており、津波に襲われる危険性のある低地から高台に避難していたのである。ここまで言えばお分かりだろう。少なくともスリランカの状況や現地スタッフの話を総合すれば、その動物の地震予知能力は確実なようだ。つまりその動物を飼っておけば、地震や津波の発生前にその動物が安全なところに避難しようとするので、その兆候を確認したらワシャらも避難をすればいいのだ。
その地震予知をした動物は「象」だった。番象を一頭飼っておけばもう地震は恐くない。地震の予知はできるし、災害復旧にも象力は役に立つ。事実、スリランカでは大いに役立ったそうである。
残る問題は象が我家の庭に入れないことぐらいか。