やれやれ、給与1,500万円、ボーナス700万円、文書通信費100万円、海外視察費170万円、秘書給与2,300万円、政党からの助成金・・・
年間6,000万円余の税金が議員様一人当たりに費やされているのである。これがタナボタ議員の杉村くんや自民大勝のおこぼれに預かって復活したちょんまげオヤジたちに払われるのかと思うと気が遠くなる。自民党の代議士の数が増えたということは水増しされたということでもあり、どうしても石が混じってしまうんだなと登院する連中を見ていて実感した。反面で覚せい剤小林や社民党の怪獣中川が消えているからトントンというところか。
それにしても今回の代議士様は個性的な御仁か多い。大阪2区の川条先生や京都６区（比例で当選）の井澤先生は自民党でも民主党でもどっちでもいい人たちなんですね。両センセ、実は自民にも民主にも色目を使っていたんですぞ。どっちの女も上昇指向のみ肥大化させた国会議員になりたいだけのおバカと見た。その証拠に選挙期間中も政策の話は一切なかったとか・・・この人たちにも6,000万円。
さて、岡山でホリエモンと血みどろの戦いをして永田町に舞い戻ってきた亀仙人がテレビカメラに向かって吠えていた。
「小泉にこれほど議席を与えた国民は反省しろ！国民に覚せいしてもらいたい」だとさ。この人、やっぱり時代も読めなきゃ状況も見えない人なんだね。今回、自民党に強い追い風を吹かせた国民は「覚せい」なんてしないって。不破雷同、唯々諾々、日和見風見鶏な大衆の特質を、まだこの仙人お気づきでない。ある意味において現状の自民独裁状況を作ったのは、政局を読み間違え己の派閥メンバーに郵政民営化反対票を投じさせた己自身ではないか。そんなことはもうとっくに忘れちゃっているところが代議士らしいといえば代議士らしいやね。まずお前が覚せいしろと言いたい。
かつて土井チルドレンと呼ばれた集団があった。まだ社民党に元気があったころの仇花だが、基本的に小泉チルドレンも土井さんのそれとまったく根っこは同じである。ある政党（党首）の人気に便乗して有象無象が国会議事堂の赤じゅうたんを踏んだということだけである。いずれ石は淘汰されるが、淘汰されるその前にどれだけ間抜けな法案がこいつらの清き一票で国民を苦しめることか、想像するだに恐ろしいわい。
