わっはっはっはっ・・・大爆笑だ。トヨタ博は内覧会2日目で問題が続出し大混乱をきたしている。それも入場者わずか5万3000人でこの体たらくだ。3月16日にも書いたがやっぱり「リニモ」は輸送手段としては落第だった。藤が丘駅で最大1時間40分待ちというから新書なら一冊読めてしまうほど待たされるというわけだね。万博八草駅でも大混雑だったらしく4000人が1時間待ちとなった。30分の距離を歩き出す人もあったという。おっと、歩いてゆくルートがあるのならそれが賢明ですよ。30分なら運動になるしストレスはたまらないし、歩け歩け!
万博協会の事務総長は「毎日が反省会」と言っているようだが、我々サラリーマンには頼もしい発言である。なんせこれほどの準備期間を与えられ、予算も潤沢に割り当てられた国家的プロジェクトでもこんなに杜撰な仕事でいいのか、と思えば日日の瑣末な業務上のミスなどミスのうちに入らないものね。予想されていたにも関らず、予想をはるかに下回る来場者でターミナル駅はパニックに陥るし、自慢のリニモは車両の揺れを感じて発車できなくなるというトラブルを4回も起こすし、その反面、会場からクソ遠い駐車場はガランガランだとさ。そんなことを今頃、気がついて反省していても遅い。どの問題も事前に予測可能なものばかりで、協会がよほど無能か、予測していたが手を打たなかったかのどちらかだろう。
倉本聰が富良野塾の学生たちに言っている。「事象にはプロアクティブに対処せよ」と。要は先を見越した計画をしろということなのだが、そんなことはイベントのプロでなくともみんな知っているはずなのだが、今回の万博協会の中には富良野塾出身者はいなかったのね。机上の空論を振り回す秀才くん馬鹿りだったのだろう。
(「平成長久手の乱 その2」に続く)