今朝の新聞から

朝日新聞特派員メモ」
イラクで犠牲になった小川功太郎さんが最期に言ったという「ジャパン、ジャパニーズ」ということばを、「日本の家族、もしくは政府に助けを求めたのか」とバグダッドの特派員が書いている。(え、現地人特派員?)
 この記事を書いた特派員、橋田さんのことを知っていてこういう貶めるような記事を書くのか。小川さんは橋田さんに傾倒し師と弟子のような関係にある。その小川さんが間違っても、そんなことを思うわけがない。橋田さんの4月の「朝まで生テレビ!」での発言を知らないのか。小川さんは毅然と犯罪者を睨みすえていただろう。それが戦場を駆ける男たちの気概なのだ。
「危険を承知で行っているのだから、と言われても極限極言状態で助けを求めるのは当然だろう」と、この特派員は続ける。この特派員、どうしても橋田さんと小川さんを例のおとぼけ5人組と同列に並べたいらしい。冗談じゃない。橋田さんらは本当のジャーナリストだった。極限状態で卑怯にも命乞いをするような軟弱新聞記者ではない。自分が卑怯だからといって、人までそうなんだと断定するのは止めてもらいたい。
「刃物の扱い指導を徹底」
 あ〜あ、やっぱりね。各県の教育委員会が事件の凶器になった刃物に関して徹底指導に乗り出すという。教育委員会の皆さ〜ん、御手洗さんを殺したのは同級生の女児ですよ。カッターナイフが勝手に動いたわけではないんですよ。すべきことは殺人者である女児への分析、対応、背景の確認などであって、刃物の使い方など二の次なのである。なぜ御手洗さんを殺害するに至ったのか、他に同様なケースに陥る可能性はないのか、そこにこそ考えをめぐらさなければならない。
「はい、今日はカッターナイフの正しい使い方を勉強しましょうね。カッターナイフで人を切ってはいけませんよ。もちろん人殺しをしてはいけませんよ」とでも指導するのか。じゃあ、鋸はどうするの?鋸にも殺傷能力はあるよ。かなづちはどうするの?スコップはいいのかな?鎌なんかもっと危険ですぞ。
 観点がはなからずれているように思えてならない。