最近、本を読む時間が減ってきました

昨日、本3冊と雑誌1冊を買った。
「戦場特派員」橋田信介著 実業之日本社 1800円
「『哲学』は図で考えると面白い」白取春彦監修 青春出版社 1000円
「思想なんかいらない生活」勢古浩爾著 ちくま新書 820円
週刊文春」320円
 表紙、裏表紙にある橋田さんのプレスカードの証明写真がお若い。いい漢でもある。
 文春の記事に「公務員の仕事ヒマすぎる!?」という写真記事がある。新潟県庁裏の芝生で顔にハンカチをおいてネクタイの男性が横になっている写真が掲載されている。なんでこの写真から公務員がヒマだと断定できるのだろう。不思議だ。キャッチボールをする新潟県職員の写真もあった。コメントに「県庁前の遊覧船乗り場で昼寝やキャッチボールをする職員。疲れて午後は仕事にならない」とある。おいおい、昼休みにキャッチボールをしたり束の間の午睡を楽しむのは、なにも公務員だけとは限らない。造船所の従業員でも丸の内のサラリーマンでも気分転換にやっているぜ。わざわざ週刊誌の紙面をつかってあげつらうことなのか。右下に喫茶室で話をする職員の隠し撮り写真もあるが、これだって会議室の少ない県庁では市町村との打ち合わせに喫茶室を使うことも往々としてある。そのあたりの検証もせずして、「だからサボっているんだ」と声高に言ってしまうのは、暴論といってもいい。旧水資源公団はどうだったのか知らないが、最近の県職員はけっこうまともだ。
 別段、新潟県の職員に知人がいるというわけではないけれど、こういった誹謗中傷にはあえて県職員の味方をしておく。