大方予想されていたことだが、愛・地球博のチケットを万博協会が地元自治体に押し付け始めている。
岡崎市での話「管理職ノルマ6枚」が朝日新聞(2月20日三河版)に載ったが、どこの市町村も同様にみかじめ料の要求をされている。
岡崎の部長は「市民にも協力を求めている以上、職員が率先して購入すべき」と言っている。そのとおりだよね。公務員が率先するというところには賛同をするけれど、なんで1人当たり6枚と決めるわけなのか、そこが分からない。何枚購入しようが、それは個々により事情が違うので言うべきことではない。例えば夫婦2人で暮らしている管理職だっているだろうし、なかには独り身の管理職だって存在するだろう。万博に6回行けということなのだろうか。
もちろん購入の案内はするべきだろう。しかし購入数はそれぞれの都合に合わせればいいに決まっている。岡崎市も苦肉の策でこんなバカな協力要請を幹部職員にしたのだろうが、18,000枚もの販売目標を割り当てている協会のやり口が汚い。もっとも抵抗の少ない市町村職員に犠牲を強いて、帳面づらのみを整えようという万博協会の姑息なやり方は卑しく浅ましいのである。
こういう手を使わずに正々堂々とやろうよ。それで失敗したとしても仕方ないじゃん。