2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

おかえりなさい

今年の1月28日の新聞各紙1面に「第10師団に編成命令 イラク第5次派遣」の見出しが掲載された。第10師団は「金鯱師団」とも呼ばれる東海・北陸の地元師団で、このため知人も多い。だから派遣決定に際しては複雑な心境だった。 その部隊がようやく任…

美空ひばり

土曜日の夜、「美空ひばり 甦る昭和のかっさい」というスペシャル番組を見た。その中で息子の加藤和也が証言している。「昭和63年4月11日の東京ドーム公演の控え室は病室のようだった。ベッドや酸素吸入器が準備され、母は幕が開く直前までそのベッドに…

昨日の出来事

駅前にあった小さな古本屋が店を閉めてずいぶんになる。漫画やエロ本は一切置かず文学書や俳句・短歌系の本ばかりを並べていた。客が3人も入ると身動きが取れなくなってしまうような小さな店だったが、いつも整然と整理されており掃除の行き届いた店内は居…

備中の秀吉

一昨日、本能寺で信長が殺された。この報せが明智光秀方の間者により毛利家へともたらされるはずだったのだが、備中吉備郡(岡山県岡山市郊外)一帯を封鎖していた秀吉の網にかかってしまった。このあたりも光秀に運がない。 この時、秀吉は毛利戦で備中高松…

宴会1

職場の役職者で宴会。退屈この上ない。幹事がつまらぬ気を回して「コンパニオン」を呼んだために宴会はますます面白くなくなった。役職者には女性もいるんだ。もうちょっと状況を考えろよ。 コンパニオンとつまらない会話などしたくもないので、同僚の女性を…

本能寺の信長

天正10年6月2日未明、信長は京都本能寺で目を覚ました。以下は信長公記より引く。「既に、信長公御座所、本能寺取り巻き、勢衆、四方より乱れ入るなり。信長も、御小姓衆も、当座の喧嘩を下々の者ども仕出し候と、おぼしめされ候ところ、一向さはなく、…

嗚呼、貴ノ花

書庫をあさっていたら「大相撲 昭和51年春場所展望号」が出てきた。表紙は肉々しい横綱北の湖で、大相撲人気華やかなりし時代のモノである。 この中に30日にお亡くなりになられた二子山親方(元大関貴ノ花)の記事が幾つかあった。カラーのページには、…