昨日の大相撲の向正面にタレントの勝俣州和さんが映っていた。それがニュースになっている。
《大相撲溜席に大物タレント「ピンク目立ちすぎ」「やっぱ短パン」 一目見てわかる存在感に「もう完全に勝俣」》
https://news.yahoo.co.jp/articles/37f7c042b451e755420cb1b3ff6337fa9d92cb9d
勝俣さんは時折、国技館の向正面でお見かけをする。今場所も2回目である。大物タレントかどうかはさておき、テレビ桟敷で観ているお客さんにはよく目に入ったと思う。それよりも勝俣さんより西へ4人の位置にいる男性が目に引っ掛かった。ちょうど行司の右に真っ黄色のコック帽、真っ黄色のコック服で映り込んでくるのだ。もちろんお客さんはいろいろな色の衣装で相撲観戦にやってくる自由がある。黄色の服がいけないというわけではない。例えば呼び出しの衣装にも黄の色の強いものもある。しかし時間いっぱいになれば、土俵の脇に控えるので取組の邪魔にならない。でも昨日の黄色いコック服は正面から撮る画面に容赦なく入ってくる。がっぷりと四つに組んだ力士に重なるように黄色なのだ。もう少し淡い黄色の衣装にできなかったのかなぁ。
今日は朝から忙しかった。地元の神社の月次祭(つきなみさい)だった。これに「宮係」として年に何回か協力をしている。それが今日だった。年間の予定が3月には組まれていて、割り当てが決められている。大祭の時には黄色ではなく(笑)、白い衣装に身を包み荷を背負って境内を練り歩くこともある。地域のことでもあるので、日程が決まると極力その日程を空けてスケジュールを立てていく。
でもね、この宮係の仕事はなかなかハードだ。朝から境内の清掃、樹木の伐採から始まって、本殿内の掃除も丁寧に行う。ひと段落ついて今度は本殿内、境内のお色直しだ。神社に行くと、あちこちのしめ縄にヒラヒラした白い紙が目につくでしょ。あれを「紙垂(しで)」というんですが、それを何十も作成し、境内数カ所にある社、手水場、鳥居など全部新たなものに付け替える。これもなかなか指に負担のかかる仕事で、ワシャは親指を痛めましたぞ(泣)。
午前10時くらいになると、地元の八百屋さんから野菜や果物、酒、スルメ、菓子などが届く。こんどはそれを三宝に並べ神前に供さなければならない。
そんなことをバタバタしていると宮司が到着する。あわてて駐車場までお迎えにいって、衣装などの入った荷物を運ぶ。座敷まで案内し、お茶を出し、段取りの打ち合わせをして、本殿内も確認してもらい、これでようやく月次祭が始まるのである。
「掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神 筑紫のひむかの橘の~」と始まったでやんす。ワシャは宮係ですから、宮司の脇で正座をしているのでありました。座布団といっても藁で編んだ堅いもので、足が痛いのなんのって(泣)。
神事が終わり、後片付けをし、社殿の戸締りをして、ホッと一息つけたのは午後になっておりました。それからようやく自分の案件で豊明市まで出かけて、帰ってきてこの日記を書いているのが、日が暮れてからというようなことでした。
チカレタビー。