笑える。この「週刊金曜日」の記事がハチャメチャだ。
《朝鮮人追悼碑を群馬県が代執行で撤去 許すまじ「歴史否定」の暴挙》
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8a5e7fd8925ca23408124d05545a78017cd8a2b
冒頭に《「歴史」そのものが壊されようとしている。》と持ってきた。以前にも書いたけど、ルールを破ったのは市民団体を名乗る活動家集団である。そして「壊されようとしている」のは、「捏造の歴史」であり、捏造を破壊することはむしろ健全である。
《20年間にわたって「記憶 反省 そして友好」を訴えてきた追悼碑》と言っているが、そもそも日本人と朝鮮人は一緒になって戦っていた。朝鮮人の中からも将軍が出ているくらいだ。例えば同じ日本だった台湾の李登輝総統は、京都大学で学んで、戦争にも行っている。そして戦後は親日派の政治家として活躍した。
左翼の活動家たちが根拠もなしに「朝鮮半島は植民地にされた」と喧伝するけれど、欧米列強を見てみなさいよ。どこの帝国が植民地に最高学府を造りましたか?きめ細かく小学校、中学校を設置し、教育に尽力しましたか?
日本はあの帝国主義の時代に、朝鮮半島、台湾に対しては日本国内と同様の施策を実行し、同じ水準をつくろうとしていた。
戦争が勃発し、戦況が悪化してくると、日本に住む人々にはとても過酷な労働を強いた。しかし、これは日本、朝鮮、台湾という別に関係なく、等しく戦争遂行のために力を尽くしたのである。
もちろん軍部のバカエリートどもの責任は重い。そのことについては、日本人はしっかりと検証して、バカはバカとして認めてきた。
続ける。
《戦時中に労務動員された朝鮮人犠牲者を悼む目的で追悼碑が設置されたのは2004年。》
《多くの朝鮮人が全国の鉱山や軍需工場などに動員され、この群馬の地においても、事故や過労などで尊い命を失った人も少なくなかった。》
まず、戦時中に労務動員されたのは日本人も台湾人も一緒で、事故や過労で亡くなられたのは、朝鮮人だけではない。それに当時はみんな日本人で、なぜ半島の人が日本人になったのかは、東アジアの歴史を勉強したほうがいいよ。ともかく当時は同じ日本人なのだ。悼むならすべての「亡くなった方」を追悼すべきだろう。
これには、「慰安婦」の問題も強く投影されていて、1998年に火付け役の吉田清治が「慰安婦」に関する著作がフィクションであったことを認めた。鉄壁だったはずの「慰安婦」の金せびりの構図がぐらつき始める。朝日新聞や左巻きなどは吉田本に全面的に依拠していたために、その立脚基盤を失ってしまったのが、2000年の頃。
状況を把握するのが遅い反日極左の岡崎トミ子議員や田嶋陽子議員などは、このあたりから活動を活発化させているけどね(笑)。このあたりの顔ぶれを見るだけでも、「慰安婦」問題のうさん臭さが垣間見える。
彼女らと違って機を見るに敏な半島人は、別のタカリの糸口を模索し始める。戦時中の労務動員者を「慰安婦」などと並列で出してきた。
この頃に、当該追悼碑は立てられている。極めて政治色の強い代物で、県民の集う公共空間に設置するのは、公費で実施するトリエンナーレで「慰安婦像」を展示するのと同様に愚かなことだった。
ゆえにルールを守らなかった追悼碑の撤去は当然のことである。
しかし「週刊金曜日」という強い色合いをもった媒体はこう反論をする。
《さらにこうした県の判断を後押ししていたのが右翼勢力である。歴史否定と人種差別活動を展開してきたレイシスト集団は更新不許可の決定前から、追悼碑が「反日的」であるなどと主張》
「右翼勢力」、「レイシスト集団」って?
普通、この事情を知れば常識ある日本人なら眉間に皺を寄せるのは当然ではないだろうか。群馬県は、その健全な人たちの主張に理があると考えたから全面撤去と相成ったわけで、いわゆる「慰安婦」とか「徴用工」とかに異論を唱えるまともな人たちは、岡崎・田嶋グループから言えば、みんな「右翼でレイシスト」ということになんですね。
まぁ極端に左に立てば、中道だって右だし、穏健な左翼だって右側に見える。そういうことなのだろう。
《「あきらめない。壊されてもまたつくればいい」追悼碑前で多くの人がそう訴えるのであった。歴史否定を進める側にこれ以上の成功体験を与えてはならない。》
反日勢力から見れば右側に立っている普通の日本人が「歴史否定」をしているというが、ワシャより日本の歴史を知っている左巻きに会ったことがない。
彼らの謀る「歴史捏造」にこれ以上の成功体験を与えてはならない。