バカの行列

 こんな笑える話があるだろうか。

《共産が党首公選制主張の党員を除名へ 規約違反の「分派」と判断》

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6452953

 共産主義、まさに極まれり。党員が、長すぎる独裁者に対して「党首公選制」の導入を言ったら、党規約上最も重い処分「除名」をされてしまった。怖ろしい集団ですな。組織内ではモノを言えないという、ソ連か、支那共産党か、日本赤軍か。

 おそらくもっともらしい顔を見せてはいるが、本質は共産主義を標榜する連中ですから五十歩百歩なのではないかいな。

 それにしても日本共産党、あまりにも正直すぎやしないかい?これでは、どんどん党勢は落ちていくだろう(笑)。

 バカに歯止めはかからない。イスラム研究家の飯山あかりさんに教えてもらった。日曜日の朝日新聞「日曜に想う」という駄コラムのことである。この駄コラムが駄コラムであることは論を俟たない。長きにわたってウオッチしてきたけれども、まともであることのほうが稀である。よくこんな文章で「新聞記者でござい」と言えたもんだ。

 飯山さんは《鎌倉幕府における外交の不在》と題した駄コラムをボロクソに貶していた。それはユーチューブのほうでご覧いただければと思うが、ワシャも飯山さんの言われるとおりだと思うので、その要点を羅列しておく。

 記名コラムなので、名を伏せる必要もなかろう。朝日新聞の有田哲文記者が駄文を公にしている。大丈夫か?朝日新聞、これが新聞社を代表する記者の文章か?これほど全国におのれのバカを曝して恥ずかしくないのかね。

 バカは元寇について知ったかぶりをして購読者を啓蒙する。

元寇の時に鎌倉幕府のやったことは、元と話し合うことではなく使節の首をはねることだった」

 おいおい、しっかりと説明しろよ。朝日の論調で読者を洗脳するために、大事なところは割愛して、日本を貶めるところだけを抜粋して書いている。ひでーな。

 そしてくたびれた専門家の話というやつを持ってきて、「元の使節を殺すなどバカげた行為」と言わせておいて、《外交のためにやってきた者の安全を保障するのは、当時も国際社会の常識だった》と言っている。違うって!そもそも元の時代に「国際社会」などというものはない。その概念すらなかったろう。さらに、支那の歴史を見てみろよ。使者を見せしめのために惨殺するなんてことは頻繁にあった。だから使者に立つものは決死の覚悟で敵陣に乗り込んだ。朝日の記者さん、歴史を知っているのかい?新聞社が斜陽産業になって久しく、このために優秀な人材が新聞社にいかなくなってしまった。それを端的に顕しているコラムですね。

 ボンクラは言う。

「元側は日本を自己の陣営に引き込もうと、6度にわたり使節を送ったが、日本は返答することなく無視をした」

 いいですか、ボンクラ君、元側は日本に属国になれと言ってきたのだ。「朝貢せよ」というのはそういうことなのだ。天皇陛下が元のフビライに対し「九跪三叩頭」をしろと言っている。朝鮮のように属国になれと求めてきたのである。

 しかし、北条時宗はそれを毅然と断っている。

「日本を脅すなら、どうぞ覚悟をして攻めてきなさい」

 実際に元は大船団で東シナ海をわたって、博多に攻め入った。しかし、鎌倉武士は2度にわたって元を撃退し、日本国の誇りを守り抜いた。時宗のおかげで日本民族は元の奴隷にならずにすんだわけで、それをこのタワケ記者はこう言ってのける。

鎌倉時代史実に教訓を求めるなら、当時の日本における外交のお粗末さに目を向けるべきではないか。》

 オメエよお、オメエ一人で教訓を求めていろ。時宗の、元帝国への対応は見事だった。元に侵略された民族がどれほど悲惨なことになったか。それを考えれば、時宗は歴史に残る快挙をなしたと言えるのである。

 バカの発言を続ける。

《元側が繰り返し使節を派遣していたことを考えれば、戦いによる犠牲を避けようとする姿勢があったのは明らかだ。》

 バ~カ。侵略者は、相手が脅しで屈してくれることを一番に望んでいる。侵略者にひれ伏せば「戦いによる犠牲」は減少するだろうが、虐殺、強姦などによる犠牲者は、民族の尊厳とともにボロボロにされてしまう。

 日本民族の千年の誇りを守った時宗は素晴らしく、日本人の誇りを支那人のクソで汚すのが朝日新聞ということである。

 この「日曜に想う」というコラム、いつもひどいがその中でも突出してバカであり、売国であり、日本人のアイデンティティの否定をし、延いてはウクライナまでを貶める悪さなんですね。

 こんなスゲーェ駄コラムは切り取ってとっておくことにしようっと。