嗚呼、やんぬる哉

 ワシャはピンバッチ系のアクセサリーが好きで、ラペルピンから、缶バッチまで500くらいは持っている。

 毎日、その日の記念日に合わせたり、司馬遼太郎さんの誕生日などは「遼」缶バッチをつけたりして楽しんでいる。

 昨日は、ブルーリボンのピンバッチをつけていた。ワシャはもちろんブルーリボンに賛同するものであるが、バッチ好きとしては、同じバッチをつけ続けるのが、ちょっと苦痛で、だからタイミングを見て、つけるのだった。

 昨日は、横田めぐみさんが45年前に北朝鮮に拉致された最悪の日である。楽しみとしてバッチをつけるのだけれど、昨日ばかりは怒りのバッチとしてつけたのだった。

 

 ワシャは日本国の歴史、文化、風土が大好きで、この国を愛し、この国に住む人々を大切にしたい。

 しかし、横田めぐみさんを取り戻すことのできない日本は大嫌いだ。戦前の日本であれば救出部隊を送り込んで、45年前に事件を解決していた。それができない世界の中でももっとも不甲斐ない国体には反吐がでるほどだ。

 

 本日付の産経新聞横田早紀江さんからめぐみさんへの「めぐみへの手紙」が掲載されている。涙なくしては読めない。めぐみさんを含めて、クソ国家に拉致された方々を救い出せない日本の国民であることを恥じる。