今日も会議の後片付けで走り回っている。さっきまで、市内の博物館の学芸員から借りていた資料を整理して、ようやく返却し終えた。
ホッとして事務所にもどって、別の資料の整理をしていたら、およよ、博物館から借りていた資料がまた出てきてしまったのじゃ。ひええええ、また、博物館まで行かなきゃいけない。
なにしろ性分なのか、資料は集められるだけ集めないと気が済まないのだ。しかしなんの資料でも集め始めれば、たくさん出てくるんですね。結局、40分ほど喋るのに、段ボール5箱分くらいのものが、ワシャの仕事をしているスペースのまわりに積んである。
他の委員と同様で、事務所には机1つ分のスペースしか確保されているだけ。他の委員はそれでしっかりと仕事をしている。だが、ワシャはそんな狭いスペースでは「へのへのもへじ」すら書けない。だから、委員専用の図書コーナーがあるので、そこの机を3本ほど使わせてもらっている。
そこを利用しているのは、常にはワシャばかりなので、他の委員も「やれやれ」といった顔で見過ごしてくれる。唯一、ワシャと言葉の通じない委員が、「▲※□&@◆●◎✖A%#!」(訳:おまえ一人だけが使っているのはおかしいやんけ)と攻めたけれど、「じゃあお前も毎日ここにきて本を読め!毎日ここで仕事するならワシャはどいてやる」と応戦したら、それっきりになった。めでたしめでたし。
でもね、会議が終わったので、ひとまずは撤収するのでした。いい子ちゃんのワルシャワくんでした。