困惑、参院選

 今朝の朝日新聞に、今度の参院選の主だった立候補者の名簿が載っていた。これがなかなか興味深いんですな(笑)。

 おもしろいところをちょいと摘まんでみましょうか。名前が沢山出てきますので敬称略ということで失礼します。

 まずは、芸能界出身者が目に付きますね。新人では生稲明子、高見知佳水道橋博士、中条きよし、青島健太乙武洋匡も芸能枠っぽいですね。

 現職組では、蓮舫山本太郎今井絵理子三原じゅん子石井苗子などがいる。えらい時代になったものですな。皆さん、本当に政治ができると思っていらっしゃるのかニャ?

 あの天才立川談志をして「この業界はオレにゃあ合わねえ」と言わしめた魑魅魍魎の館である。そう言って、さっさと辞めた談志は「落語のほうが俄然おもしろかった」と言っている。

 まあ政治なんてものは、談志師匠の言うとおり、大しておもしろいものではないでしょうね。それでも国家、国民を守るためになくてはならない仕事でもあります。そう考えれば芸能界を目指した人たちが、そのエネルギーを使って政治を目指してもいいんだろうね。

 ただね、国民の生命、財産、国土、暮らしの安寧を守るためには、命をかけてもらいたい。その意志のない者には政治家になってほしくない。

 目立つ芸能界出身者ばかりを槍玉に上げてなんなんですが、各候補者におかれては、今から大量の勉強をするつもりで頑張ってくだされ。中条きよしさんは、76歳と記載があったが、国会議員というのは頭数だけと思わないでほしい。今から国内、国外の課題を徹底的に勉強して本当の議員になってもらいたい。必殺仕事議員になってください。

 

 つまらないのにも触れておく。立憲民主党有田芳生、この人、参院選直前に北朝鮮プロパガンダに加担する本を出版している。この人のバイコクぶりを説明するには何百文字も必要なので止めておくけれど、朝鮮総連とかなり深い関係にあることは有名な話ですね。もう70歳なんだから引退しなさいよ。

 東京都知事の時に黒い鞄でヘタこいた猪瀬直樹も75歳の新人として名を連ねている。もういいでしょ。亡くなった石原慎太郎さんが、小池都知事から攻められている時にもまったくブッチしていたじゃない。今さら虎(石原慎太郎)の威を借りられてもねぇ。

 西郷隆盛の玄孫っていう人も出馬している。そのカミさんも鹿児島選挙区から名乗りを上げている。凄いね。明治維新だね(笑)。

 

 政党ということでは「社民党」が背水の陣を引いている。もう水にどっぷり浸かっているとも言われているが(大爆笑)、朝日の記事を引きたい。

比例区の得票率が2%に達しなければ政党要件を失う》

 失うでしょ。

《重点政策のトップに「戦争反対」を掲げた》

 ずっと「戦争反対」を言いっぱなしだけど、仕掛けられたらどうするのさ。ウクライナの大惨事は、頭を砂に突っ込んでいて見ていないのかニャ?

《「憲法9条が変えられるかもしれない国会に社民党はいなければならない》

「必要ない」と思われているから、二大政党のひとつから転げ落ち、今の惨憺たる有様に陥っているんじゃないの?

《消費税率を3年間ゼロ》にするとか《最低賃金の時給1500円》とか言うのは自由だけど、絶対に政権につかないから、どんな法螺でも吹けるよね。

 社民党の唯一の改選議員である福島瑞穂党首。憲法9条とともに消えていただくと、少しは参議院がまともになるかもしれない。

 

 とは言え、政権与党の自民党も不甲斐ないからなぁ~。必ずしも岸田政権がいいわけでもなく、ある意味で親支那に押さえ込まれているところも感じる。参院選で自民大勝すれば、岸田政権を是認したような恰好になるし、かといって今の野党ではとてもじゃないが日本はもたない。

 困った~困った~(御前様)。