おいてけ堀は怖いけど

《自民総裁選は「コップの中の権力闘争」 立憲・辻元氏》

https://mainichi.jp/articles/20210827/k00/00m/010/245000c

 笑える。「国民を置いてけぼりにしたコップの中の権力闘争ではないか」と立憲共産党の辻元副代表が言ったんだとさ。

「コップの中」たって、自民党の中の問題だから立憲共産党には関係ないだろうし、国民もコップの中に入りたいと思うなら自民党の入党すればいいわけで、別段「置いてけぼり」でもない。

 辻元副代表は、「幹事長の二階さんをどうするとか、派閥の会合ばっかり。そんな時間があるなら、国会でコロナ対策を議論しましょう」と批判した。でもね、「二階」が重くなり過ぎていて、改造しないと家が倒れる。今、政権党が倒れれば日本国が危ない。だって間違っても鳩山民主の流れをくむ無責任政党や共産党には国政を任せられないでしょ。さらに「国会でコロナ対策を議論しましょう」といっても、立憲共産党は「コロナをゼロにできる」とか言っちゃってんでしょ。そんな妄想お花畑の連中と議論しても時間の無駄でやんしょ。

 国民民主の玉木代表の言うことには一理ある。

「国民に動くなと求めながら、総裁選でわいわい盛り上がる。国民へのメッセージが弱くなり、結果として感染の抑制効果が薄まることがないように」

 自民党の持っている体質というのは、やはり古い。昭和臭がプンプンする。選挙となると異様に年寄りが盛り上がり、なんやかやと古い動きをし始める。そういう政治的ジジイ(年齢は関係なく)の活動が活発になると、どうしても国民との乖離が生まれてしまう。二階と公明党の解職でも茶坊主の林を呼ばなければ4人で済んだものを、あえて呼んでしまう二階が阿呆なのだ。そういったところに気配りが届かない政治的ジジイ、実質的ジジイをコップの中とはいえ引き摺り下ろすことは、この国の未来にとってこの上なく良いことだと思う。

 賢明な国民はそれをしっかり見ている。サヨク利権ババアの言うような「置いてけぼり」を食っているわけがなかろう。