台湾有事

 ワルシャワ支那嫌いはご案内のとおり。一刻も早い対支那の戦略を具現化しなければと日々懸念をつのらせている。

習近平氏「台湾統一は必ず実現」辛亥革命110年で演説》

https://news.yahoo.co.jp/articles/7329cf51b1fa109e44c2ecdef6f5337e5e927889

 強大な軍事力と経済力を有した独裁者が言っているのである。これは間違いなく実行に移される。そうなれば、台湾一国では対抗できるはずもなく、内部に親中同調勢力もいることから、短期間に全土を掌握されることになるだろう。そうなったら、南シナ海の制空権、制海権支那の思うがままで、日本の輸送ラインは、太平洋に大きく迂回をさせられ、ガソリン代もリッター300円とか500円の時代を迎える可能性もある。そうなったら、日本人の生活は大きく制限され、不自由な生活を余儀なくされる。

 では、どうするか?

 アメリカ、イギリス、フランスなどが台湾海峡に軍艦を移動した。これに我が国も同調すべきだし、一緒にスクラムを組むべきだと考える。しかし、日本の国軍である自衛隊憲法によって雁字搦めにされて、連合軍に加わって戦うことがほぼできない。支那北朝鮮のミサイルで国土を焼かれなければ、手出しすらできない軍隊ってなんやねん。

 いいですか、日本を仮想敵国として見ている国々は、とんでもない体制に動かされているということを忘れてはいけない。

 朝日新聞の国際面で「中台統一必ず実現」と叫ぶ習近平のニュースの下に、ノーベル平和賞を受賞した「強権的な政権への批判を続けてきたジャーナリスト」のニュースが、支那では報道されないというとんでもニュースが載っている。報道されないどころか、これからは「民営の報道業務を禁止」するんだとさ。要するにすべてを御用メディアにして、共産党に都合のいいことしか報じないという極めて危険な国家になっている。

 こんな恐ろしい独裁国家とまだ親しく付き合っていこうなどとほざいている政治家や経済人、マスコミ、識者などが蔓延っている日本は末期的な症状を呈していると言っても過言ではありませんぞ。

 台湾はむろんのこと、香港、チベットウイグル南モンゴルの人たちを支那共産党の圧政から救出すること。そして支那の人民を共産党の悪夢から解放することが、21世紀の重要なテーマとなっていかなければならない。

 そのためには、支那の一番近いところに存在する日本がしっかりと自覚して、自立して、自由の大切さを広めていく必要がある。

 しかし、多くの国民がまだ覚醒していない現状では、なかなか難しいことだなぁ。それこそ北朝鮮支那のミサイルが頭上に落ちてこないかぎり、日本人の「平和ボケ」は治らないのかもね。