今朝の朝日新聞「声」右肩。《数字では計れない大切な「命」》と題して、要は「五輪開催」を否定している60代の人の投書である。遠方で暮らす一人暮らしの息子が武漢肺炎に感染した。そのことを前提に《開催に費やした予算や労力、そして何より「心遣い」をコロナ収束に集中、専念させていれば、多くの人を自宅療養などさせずに一人でも多くの命を救うことができたのではないでしょうか。》と言っている。
全然違うね。
武漢肺炎対応の予算は潤沢につけてある。その予算は大きく余っている状況だ。労力についても、国も地方自治体も割ける人力は、ほぼコロナ対応にシフトしている。割いていないとすれば、東京五輪に関わる労力ではなく、日本医師会や東京都医師会の医者の労力は遊んでいた労力だろう。この的外れな投稿者もそちらを責めるべきだ。
ことさらに政権批判を展開するために菅首相の名前を挙げて《菅義偉首相は、死者数が他国に比較して少ないと自負していますが、患者数が少ないにもかかわらず医療体制は逼迫しています。》と喚く。
この投稿者、馬脚をあらわした(笑)。安倍首相を呼ぶのに「安倍晋三首相」とか、小泉首相を登場させるのに「小泉純一郎首相」とわざわざフルネームで書くだろうか。これは投稿者が「菅首相」と記すと、あの「菅直人」と間違うのではないかという心理が働いた。悪いのは「スガ」で「カン」ではないと言いたいということは、菅直人側に立っている人間ということだわさ。
さらに「死者数が他国に比較して少ない」のは事実で、なんの問題もない。そして「患者数が少ないにもかかわらず医療体制は逼迫」というのは、重ねて言うが、医師会の非協力的な立ち位置にすべての責があると言える。
そして結びの言葉がこれだ。
《感染拡大の現状は専門家が予想した通り。五輪はこの時期に開催すべきではなかったと思います。》
一般の投稿者(色付きだけど)だったので我慢してきたが、言わせてもらおう。
バカか!
東京五輪は多くの感動を残して閉幕している。一部の政権転覆を謀った連中以外の大多数の国民は、束の間、楽しい気分転換ができた。「東京五輪を中止しろ!」と絶叫していた蓮舫だって、テレビを観て楽しんでいたくらいなんですぞ。
この武漢ウイルス蔓延のこの時期にあって「よくぞ開催できた」と、がんばった選手、ボランティア、大会関係者に拍手を送るべきことであって、がんばった人たちを腐すような「やらなきゃよかった」てな言葉を、それも終わった後に、普通の神経なら言えませんよ。さすが、反体制、反日サヨクだ。
そして東京五輪と現在の感染拡大がまったく関連がないことは、五輪開催から地理的にも遠い、岐阜、三重、滋賀でも増加していることから見ても判る。
何でもかんでも五輪に絡めて言い掛かりをつけてくるんじゃねえぞ。
ちなみに新聞を取りに庭を通ったんですが、キノコは21個に増えていました。キノコと左巻きは強いですね(笑)。