待ってました!

 昨日、「錦秋御園座歌舞伎」の初日だった。支那発の武漢ウイルスのせいで、どれほど迷惑を被ったか(怒)。

 ワシャは歌舞伎好きの、能好きの、落語好きなのである。そういった舞台ものがすべて休演となってしまったぞ。武漢肺炎発生の当初に、そのことを隠蔽した支那共産党、習隠蔽には必ず責任を取らせなければいけない。

 

 そんな無粋な話題は止めておこう。

 それよりも、久々の名古屋で歌舞伎だ。今回は試験公演といった色合いもあるのだろう。規模としてはまことに小さい公演となった。看板としては「尾上菊之助」のみである。そして若手で「尾上右近」と「中村萬太郎」が脇を固める。これだけです。

 演目は「地唄舞」の「鐘ケ岬」。要は舞踊ですね。これを菊之助が舞う。そして「歌舞伎のみかた」という、解説の舞台をはさんで、トリが「連獅子」。これも舞踊中心の舞踊劇である。親獅子を菊之助が、仔獅子を右近と萬太郎が交互に務める。

 午後4時に始まって、6時には終わっていた。あっという間の舞台だったが、それでも、初日の初回ということもあって、客席は半分だったが、菊之助も、右近も、萬太郎も、エネルギー全開の大舞台となった。後厄をこえて、菊之助は大きくなったわいなぁ。鶴田浩二の孫(右近)も、成長してきたぞい。28歳で、父親の清元延寿大夫のDNAも交り合って、なかなかイケメンですぞ。声もいいし、これからが楽しみな歌舞伎俳優ですね。時蔵の次男の萬太郎も、右近に比べるとやや小柄ながら頑張っている。仔獅子の毛振りは、完全に菊之助を上回っておりました。

 ワシャ的には、久々の長唄連中は、快感でした。ついつい体がリズムを取り出してしまう。三味線、太鼓、大鼓、小鼓、笛、そして長唄・・・つまりこれは邦楽のオーケストラなのだ。いやー、このサウンドを体が求めていたんですね。

 

 歌舞伎のあと、御園座の裏で食事を兼ねてちょいと一杯。午後6時15分には、店の真ん中に座っていたね。2階建ての居酒屋なんだけど、客はワシャら3人だけ。見事なまでのソーシャルディスタンス。1時間半ほどそこにいたんだけど、帰りしなに2組ほどが入ってきたくらいで、こりゃなかなか厳しいですなぁ。でも、フグ刺しも牡蠣も美味しかったのであった。満足満足。

 

 それはそれとして、「いい加減にしておけよな」という出来事が、御園座歌舞伎の前にあった。自宅を出て最寄りのJR駅に行ったんですわ。ところがどっこい、行ってみたら列車のダイヤは乱れに乱れて、ワシャが予定していた14時台の快速が運休になっている。普通電車も遅れに遅れて、上りなんか2時間近い遅れである。

 それがこれだ。

《「孫が娘を刺した」と通報…46歳女性が包丁で刺され死亡 高1の甥が犯行後に線路に飛び込み自殺か》

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e41015bca18aa5d7e7d88ec26009190a9895a38

 高1のバカがJRに飛び込んで死にやがった。

 ワシャはまったくこういうバカには1ミリも同情をしない。このバカがどういう状況だったかなんて、何の興味もないわさ。でもね、死ぬにしても人様に迷惑をかけずに死ねよ。

 このバカのせいで、ワシャを含めてどれほどの人に迷惑をかけていることか。おそらく大垣から豊橋の間で数時間にわたってダイヤが混乱した。単位としては「万人」の人に迷惑をかけている。そういうことに思いがいかないバカだから、人も殺すし、電車にも飛び込むのだろう。

 

 それから蛇足を付け加えておくと、被害にあった女性の説明があるんだけど、ちょっとニュースを引きます。

《警察が駆けつけたところ、稲垣さんの次女の妹真さん(46)が包丁で胸を複数回刺されて倒れていて、その後病院で死亡しました。》

 稲垣さんというのが世帯主であるらしい。その次女の・・・ふむふむ次女の妹の真さん(46)か・・・次女の妹なら三女か?

 と思って読み進めていると、

《通報からおよそ20分後、現場近くのJR東海道線の線路に人が飛び込み、列車にはねられる死亡事故があり、服装などから妹真さんの高校1年生の甥(16)とみられるということです。》

「服装などから」に続き「妹真さん」とあるからは「妹の真さん」ではなく、「妹真」というのが被害者の名前らしい。

 まった被害者を貶めようなどという思いはまったくありません。ただ「妹真」が読めないのです。

「いもま」?「いもしん」?「まいしん」?「まいま」?

 他で確認したら「まいま」さんでした。ちょっと名前で混乱したというどうでもいい話でした。