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 お~い、愛知県。福岡市も動き出したぞ。大阪府大阪市も連携しながら対策を取っている。そしてそのことを知事や市長が積極的にアナウンスをし続けている。

 ところが愛知県の知事のツイッターを見るにつけ、「国や市町村、医療機関等と連携し、感染拡大の防止に全力で取り組んで参ります」と、具体的なことは何も言わずに定型的な言葉の羅列に終始している。

「愛知県職員を災害被災地に派遣しました」とか「花のある暮らしっていいよね」とか「ボーイスカウトの皆さんに会った」とか、どれも大切なことでしょうけど、県内で19人もの死者が出て、首都圏では週末の行動制限までしていくという危機感の中、あまりにものんびりし過ぎちゃいませんかってんだ。

 危機は今、眼の前に迫ってきている。もちろん県民の気持ちを煽ってはいけないが、行政を司るものとして、危機を鋭敏に察知し、県民にどんどんと情報公開していく。情報を発信していく。

 頼むから、のんびりとした空気をまとうのだけは止めてくれ。それぞれの都道府県の浮沈は、ひとえに知事の力量にかかっている。県民に媚びている場合ではない。嫌われてもいいから、毅然と決断をしていけ。