武漢肺炎

 武漢からの蛇口を締めるのが遅い。もう足元の床はビショビショになっている。なにが「水際で食い止める」だ。政府、厚生労働省のやっていることは対策ですらない。奈良県の運転手さんもツアーガイドさんも、厚生労働省の対応が早ければ感染することはなかった。完全に、後手に回った厚生労働省の責任である。

 このおふたりに「武漢肺炎」のウイルスをうつした支那人は、奈良公園やその他の観光地でどれほど多くの日本人に接触しているだろう。もう、ウイルスの封じ込めなどできないぞ。

 

 と、ここまで書いて、すぐに外出をしていた。ちょっとした所用で某幼稚園に顔を出すためである。そこの園長がワシャの同級生でね、「幼稚園の様子も見に来てちょうだいよ!」と言われていたのだ。たまたま今日の午前中にスケジュールの調整がついて、義理を欠いてはということで、幼稚園の訪問とあいなった。

 その園に顔を出すのは、それこそ30年ぶりくらいのことだった。それでも、それほど古びておらず丁寧に使っていることが見て取れる。子供の数は、少子化ということもあってかなり減っている。昨年と比較しても20人以上の減というから、少子化対策は待ったなしですな。

 園の様子であるが、まぁ子供たちの元気のいいことと言ったりゃありゃしない。「ギャーギャー」「ワイワイ」「ネエネエ」「ビービー」「チョットチョット」「キャーキャー」「オシッコモレタ~」などが大量に混ざり合って、空気の塊として教室に凝縮されている。これは、「物静かな男」と言われているワシャには堪えますわ。2~3分もすると頭痛がしてくるような・・・。

 教室には、エアコンも設置されているのだが、それらはどれも停止していて、窓も開いているので、ワシャらが教室を回る時に、寒風吹きすさび寒くて仕方がなかった。しかし、園児たちは薄手のスモック1枚で、園庭を走り回り、教室で飛び跳ねている。子供は風の子、畏るべし。

 幼稚園の先生たちも、やはり薄着で子供たちを見守ってくれている。そのご苦労には頭が下がります。

 

 締め切って、エアコンなどを点けないのには、インフルエンザなどの対応もあるという。換気をよくすれば、ウイルスの蔓延を食い止めることができるし、なにより、子供たちが、元気に育つんでしょうね。

 

 こういった子供たちをクソバカな大人たちの理屈で危険にさらしてはいけない。どんなことをしても武漢肺炎は抑え込まなければ・・・。