政務活動保護に関するニュース

 間違えた。「生活保護に関するニュース」だった。
 そもそもワシャは怠け者だ。働かなくともなにがしかの金が入ってくるならば、それにこしたことはない。ただそうなるとワシャの勤労意欲は激減するだろう。
 現状では、一定の収入を確保しておかないと呑みにもいけない、本も買えない、歌舞伎も観られない、だから今日も頑張る、そういうことなのである。う〜ん、働く原動力がとてもつまらないものかもしれないが(笑)。それでも、本を買う金を得るために、今日もカッパを着て雨の中を流星号で走っているのである。
 多くの人間は怠け者ではないか。その多寡はあるにせよ、しなくていいならやらない。もちろん明石家さんまのように仕事をやっていないと息ができないという人もいることは理解している。おおむね、趣味を仕事にしている人は、仕事に関して手を抜くなどということはしないだろう。
 でもね、どうだろう、生活保護を受けている人間の中には、ワシャのような怠惰な人間も含んでいるのではないか。もちろん一所懸命に生きている人もいる。しかし、ワシャの例を出すまでもなく、働かなくとも金をもらえるとなれば、働く意欲はおそらくなくなっていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160923-00000016-asahi-soci
生活保護を受けている男性では、3人に1人がメタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)で、喫煙者が4割以上いることが厚生労働省の調査で分かった。》
 ここで厚生労働省の担当者は言う。
「食事が安くて高カロリーのジャンクフードなどに偏っているとみられる」
 ならば粗食をすればいい。手間をかければ美味しくて低カロリーで安価な食事はいくらでも作れる。永平寺の雲水たちを見よ。う〜ん、雲水は極端かもしれないが、カロリーを減じた健康的な食事は金をかけずともできる。生活保護メタボ群はそれを怠けていないか。

 大分県別府市中津市生活保護受給者のパチンコに疑問が呈された。
http://www.j-cast.com/2016/03/17261666.html?p=all
 ごくあたりまえの市民感覚からすれば、生活保護をもらいながらパチンコ屋に入りびたっているのはおかしいと思うのは当然と言える。しかし、《大分県が監査に入り、別府市には16年2月26日、中津市には3月16日、パチンコなどは生活保護法で明確に禁止されているわけではないとして、法の遵守を求めてきた。厚労省でも、同様な見方を示している。》ということなのである。
 そもそも生活保護法が市民感覚からずれているということ。パチンコがグレーゾーンになっていることなどが要因にある。
 このニュースの中に高須クリニックの克也先生の発言が出ている。「常習パチンコは生きていく活力にはなりません!依存症になるだけです」おっしゃるとおり。
 2チャンネル開設者のひろゆきさんが、「パチンコは息抜きじゃない。賭博である。それに生活保護を使うのはおかしい」と言っていた。
 おおかたの普通の感覚を持っている人は「そのとおり」と思うのではないか。「生活保護受給者でも息抜きは必要だ」と言っていたのは、おとぼけコメンテーターの森永卓郎氏である。「賭博ではなく息抜きなら台を家に持ち帰って回していればいいのでは?」とひろゆきさんに言われて「家でやったらうるさいし……」とか回答になっていなかった。

 プライドさえ捨てることが出来れば、通勤地獄に巻き込まれることもなく、仕事で胃の調子を壊すこともない。煩わしいご近所付き合いもしなくていいし、カロリーの高い食事をして、パチンコ屋へ行って、のんびりと過ごす。人生、人の金で極楽極楽。
 それでいいのかい!