この気持ちのわるいタイトルについてはタイトル以外で触れるつもりはない。21日に気持ちのいい宴があったと書いたが、昨日の宴はまったくサイテーの宴であった。終わり!
気持ちを切り替えて、楽しい話をしよう。
大相撲が今おもしろい。ネガティブシンキング(笑)の正代が11勝1敗でがんばっている。幕尻の徳勝龍も同様だ。上位では大関の貴景勝が10勝2敗で続いている。関脇の朝乃山、筆頭の遠藤も後半に失速しているが、中盤までは相撲人気を支えていた。小兵の炎鵬も上位陣を引っ掻き回して健闘をしている。その他にも、豊山、照強、輝も勝ち越しを決めており、連日の土俵を盛り上げてくれる。
白なんとかという名前の横綱がいなくても、いやいや、いないからこそ国技館が沸いている。
ちなみに上記に名前を出した力士(もちろん「白なんとか」は別ね)で、徳勝龍以外はみな20代である。世代交代が始まっている。これは楽しみだ。不快な土俵を続ける白なんとかはもう帰ってこなくていい。不良横綱がいなくとも、大相撲の屋台骨は盤石である。
あとは宇良ですわ。この人ね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E8%89%AF%E5%92%8C%E8%BC%9D
平成29年の7月場所の高安戦で膝を負傷し、それが祟って現在は序二段に陥落している。でもね、ワシャはこの28歳の若い力士が好きだ。リスのようなくりくりとした目、なにが飛び出すかわからない取り口、利口そうな受け答えなどに好感が持てる。惜しいなぁ、戻って来てくれないかなぁ。
今朝の朝日新聞である。
《新型肺炎武漢「封鎖」》という見出しがトップで躍っている。しかし、そんなものではない。
《新型肺炎、中国の3分の2に拡大》
もう支那大陸では確実にウイルスが広がっている。そして、この春節で支那人が、新型肺炎に罹患した人間が、日本に大挙してやってくる。これを厚生労働省、安倍政権はまったくの後手後手にまわっている。
野党も「夫婦別姓」どころの話ではなかろう。「武漢肺炎」を日本に上陸させないために、水際でどう食い止めるか、そういったことを質問しろっていうの!
今回の対応について、厚生労働省の動きはのろい。鈍いし呪い。このあたりが長期政権下の官僚組織の弊害と言っていい。これは国政だけでなく、いろいろな体制についても言えることである。
ワシャは基本的に安倍総理の動きに対しては好意的に見ているのだが、安倍総理をとりまく自民党の環境については疑問を持っているものである。
癌は二階俊博幹事長である。安倍政権のグリップを弱めているのが、この老害政治家と言っていい。中国共産党(チャイナチ)の首魁を国賓で呼べと言っているのは二階幹事長である。そして、学歴詐称問題をかかえる小池東京都知事の再選を進めているのも二階幹事長である。チャイナチに厳しい態度を取れないのも二階幹事長の暗躍があると言ってもいい。
昨日、片山さつき参議院議員がやってきたことは書いた。この人、二階派なんですね。だから、憲法改正の話をすると聞いていたが、ワシャは端からまったく期待していなかった。そもそも行くのも時間の無駄だと思っていたが、義理があってね(泣)。やむなく講演会場の最後列に座っていた。
想定していたとおり時間の無駄だった。それは市民も理解したようで、東京からわざわざ前国務大臣がやってきたのにも関わらず、会場はガラガラだった。客寄せパンダにもなっていない(笑)。
憲法改正についても、「自衛隊の明記」「緊急事態対応」「合区解消・地方公共団体」「教育充実」などの問題があるのだが、さすが二階のテコですな。「自衛隊」「緊急事態」には触れずに、選挙区の合区と教育について、チョロっと話して、あとはネタなんでしょうね。竹下元首相とのエピソードなどでお茶を濁して、はいお仕舞い。
はっきり言わせてもらうが、なにも得るものはなかった。むしろこの間の桂小文治の噺のほうが、よほど人生について得るものがあった。残念ながら、片山議員の話には政治家としての覚悟がない。東京大学卒、元大蔵官僚を鼻にかけているところも見受けられる。「日本人は地頭がいい」と持ち上げていたが、その頂点には「私がいるのよ」って話、おもしろいと思いますか?
安倍首相、あなたが目指す日本をつくっていくために、二階派とは距離をおいていただかないと、百年の国策を誤りますぞ。