二日目まで

 元旦は、前夜の大晦日から地元の神社での新年祭の準備やらでずっとこき使われていた。そもそも地元の稲荷社と言っても、稲荷だけに商売人の神様として勧請しているわけで、ワシャは商売をしていない。それに、生まれたときに行った宮参りは、少し南にある八幡社だった。もと武家(ペイペイの足軽だけどね~)であるワルシャワ家は、八幡社のほうに親和性がある。

 それにワシャの家のすぐ近くには、禅宗の寺があって、そこには子供のころから、初詣に行っていて、そこで除夜の鐘を突くのが、ワシャの年初の恒例行事となっていた。

 しかし、商店街として発達してきた地元町内は、当然のことながら稲荷社のほうに注力し、ワシャも縁はないのだけれどそちらに駆り出されることとなる。面倒くせえな。

 神社のつとめが終わったのは、午前2時。帰宅して布団に入ったのは午前3時を回っていた。

 元旦の朝に就寝して、元旦の朝7時に目覚ましで起きた。それから支度をして、また神社に行き、朝の掃除やら片付けをする。これが終わって、一旦、自宅に戻り、正装に着替えて、また神社に行く。本殿で新年の祝詞をあげるのである。

 それが終わって、直会が始まる。昼から酒が出て、務めを終えたオジサンたちは、一様に楽しそうだ。ワシャは昼から飲んでしまうと、午後がすべて潰れてしまうので、つき合いでグラス2杯のビールで仕出し弁当を食べ、早々に社を辞した。その時点で、一升瓶が何本か空いていたので、あの後も盛り上がったんでしょうね(笑)。

 その後、所用をいくつか済ませて、自宅に戻ると、友人から電話が入っていた。「ちょっと重要な話がある」とのことで、夕方から友人宅を訪問した。

 話は、新年早々、ちょいとヘビー級の話で、友人のプライバシーもあるのでここでは書かないが、2時間ばかりの話し合いをして、仕切り直しということで、正月3日に、またワシャの家でということになった。今日ね。

 

 2日は、これまた忙しくて、この日はワシャの家にワルシャワ一族が集まって、新年会を開催する。ざっと150人・・・いや、その10分の1でした(謝)。

 この宴の準備のために、買い出しをしなければならないし、会場の準備、宴の料理の仕込みなど、フル回転で走り回る。

 午後1時から始まった宴が一段落したのは、午後9時を回っていた。やれやれ。年賀状を確認したのは、午後10時だった。ほえ~。

 

 就寝して、一度目を覚まして、未明にまた寝た。そうしたらきっちりと初夢を見た。なかなかいい夢でしたぞ。ウンのつく夢で、ちびりそうにリアルな夢でした(笑)。ここでは放送コードに引っ掛かりそうなので書けませんが、カラー仕立てで、登場人物も多く、舞台も大がかりな夢だった。

 

 いやはや、怒涛のような大晦日、元旦、二日だった。