敵国に囲まれた日本

 ああバカバカ……。
《「機械は嘘をつかない」韓国国防省が”自衛隊機による低空威嚇飛行の証拠”画像を公開、動画の公開は「短い」と消極的》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00010018-abema-kr
 当初は動画を出すと言っていたんではないの?それが「短いので出せないニダ」と言うことらしい。そもそも、他国の軍用機が威嚇飛行をした場合、軍艦ならば確実にその証拠映像を撮影する。それは軍事の必須事項と言っていい。しかし、「レーダー照射事件」についても、韓国のなんとか大王という駆逐艦も「威嚇されたニダ」と主張する割に、証拠映像をまったく撮っていない。危機対応の基本のキの字が、まったく機能していない気がする。基本のキではなくキ〇ガイのキの字なのかにゃ。
 今回のいちゃもんも「機械は嘘をつかないニダ」と言いながら、証拠がまったく示されない。「証拠はないが証言はいくらでも出てくる」という韓流の伝統芸がまた炸裂したようだ。
 このことは、今まで朝鮮が日本に対して因縁を付けてきたすべてのことに当てはまるからおもしろい。まさに韓流の解を求める方程式のようなものだ。
 いちゃもんの原点である「慰安婦」の問題も、日本軍が女狩りをして奴隷として売春をさせたなどという証拠は一つも出てこなかった。あるのは、吉田清治というファンタジー作家の書いたへたな創作と、元慰安婦と称する老女たちの「証言」ばかりである。「証拠はない。しかし山ほどの証言はある」、ただし、その証言は時と場合で、ころころと変わるけどね(笑)。
 朝鮮半島戦時労働者の訴訟でもそうだ。やつらは自ら応募して日本にやってきた職工で、給料もきっちりともらっている。証拠はすべて日本企業に責任はないことを示している。しかし「軍艦島での虐待」「奴隷のような扱い」などの証言や創作映画などは山ほどある。
 レーダー照射事件でもそうだったでしょ。日本の哨戒機から撮影した映像に物々しい音楽を付けただけのものを「証拠(笑)」と言い張って出してきて、得意になっている。そんなものが韓国軍側の証拠になると思っているところが痛々しい。
 そして今回の「自衛隊機による低空威嚇飛行」の証拠とされる写真が公開されたのだが、何度も見たけれど、これが証拠になるわけがなかろう。
《韓国「低空威嚇飛行」証拠写真ダブルスタンダード
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00010004-fnnprimev-int
《韓国国防省は今月23日に海上自衛隊の哨戒機P−3Cが韓国海軍の駆逐艦に高度60〜70メートル、距離540メートル「低空威嚇飛行した」と猛批判していて、24日に「証拠画像」を公開した。当初証拠動画を公開すると息巻いていたのだが、写真に変わったという事で拍子抜けしたが、その画像を見て驚いた。機体の大きさと水平線との距離を元に計算し、高度を割り出そうと資料を集めて準備していたのに、肝心の水平線がどこにも写っていないのだ。
「何だこれは?」と思いよく見ると、写真のうち2枚はいたるところに画像処理が施されたレーダーの画面で、そこに表示されている数値が高度60〜70メートル、距離540メートルの証拠だというのだ。韓国軍関係者は「低空威嚇飛行を立証する証拠であり機械は嘘をつかない」と決定的な証拠であると強調し、韓国メディアは「日本は威嚇飛行の首根っこをつかまれた(左派系ハンギョレ新聞)」などと書き立てた。》
 この程度の証拠で因縁をつけてくるところが、睾丸というか……間違えた、厚顔というか、恥を知らぬ連中なのだということをあらためて知ったわい。どこにも事実を確認することのできるファクトがないですよね。これが日本の首根っこを押さえたネタだというなら、こんなお寒い話はない。
 接近するP−3Cが映っていて、同時に海面も映り込んでいる。だから双方の距離が測定できる。そのままカメラがパンをすると、レーダー画面がフレームの中に入ってきて、パネルを見るとば高度と距離が表示されている。P−3Cの画像からパネルまでの動画に音声がつながっていることも重要だ。これなら説得力のある証拠に成り得る。しかし、「出すぞ」と言っていた動画は「短くて出せないニダ」になり、出してきたのは、相互の関連が証明されていない「写真」ばかりなのである。

 今日の朝日新聞に「韓国疲れだ。日本を米西海岸沖に移したい」という防衛省幹部のぼやき記事が載っていた。「でも、好きでも嫌いでも、つき合っていくしかない」とも語ったんだとさ。
 確かに防衛担当者としては愚痴を言いたくなるのもわかる。共産党一党独裁支那があって、核で日本を狙う北朝鮮支那と北をバックにして日本に敵国通告をしている韓国、周囲皆敵国という状況である。しかしひょっこりひょうたん島じゃないから、アメリカの西海岸には行けない。ではどうするか。簡単である。国民の意識改革をして、敵国に対抗できるだけの防衛力と法律を持つしかない。戦える自衛隊にしないと、自衛隊員の中から犠牲者が出るのは火を見るよりも明らかだ。矛盾しているように聞こえるかもしれないが、同等の武力を持ったほうが、戦争にはならないというのは、この70年の歴史が証明している。

 ああぁ、夕べ見た勝小吉の話が書きたかったのに、北朝鮮に併合される韓国ネタで時間を費やしてしまった。残念。