いろいろな意見をテーブルで

《「杉田議員辞職を」自民党本部前で4000人抗議》
https://mainichi.jp/movie/video/?id=5814581275001
 上記の映像の中に、社民党福島瑞穂氏がいるのが判る。彼女が出てきた段階で、もういいでしょ。ある一部のカルトな連中が「反安倍」のためだけに騒いでいることは明白。福島瑞穂氏、ある意味でいいリトマス紙になっていて、彼女が反応すれば、その方向は日本の国のためにならないんだと簡単に見分けられる。そういった意味では大衆のリテラシーのために役立っている(笑)。
 そんなアホはどうでもいい。要はLGBTのことである。上記のニュースに出てくる人たちは「私はゲイだ」とか「私はレズビアンよ」と言ってはばからない。それはそれぞれ個人のことなので「どうぞお好きなように発言してください」ということである。でもね、それがこと「性」に関わることであり、それがどうしても「SEX」を連想させてしまうのだ。日本人はもう少し奥ゆかしかったのではないか。自分がどういう性癖を持っているかなど公言するべきではないのではないか。少なくともワシャが「ホモだ〜」と言ったとしよう。ホモじゃないけどね。でも、そのカミングアウトで親や家族が眉を顰めるというなら、それは秘しておくべきだと思っている。
《昨日の杉田議員辞職を求めるデモは、決してLGBT当事者の総意ではないことを知って欲しい。杉田議員の発言を「一部には問題があるが全てに問題があるとは思っていない」「そもそも問題だとは思っていない」という当事者がいることも知って欲しい。これ以上「LGBTは面倒な存在」なんて思われたくない。》
 というLGB−T側からの意見もある。
 必ずしも福島瑞穂に代表される声の大きな運動家、活動家の意見ばかりではないことを大衆は知っておくべきだろう。というか、大声で喚く連中は得てしてごく僅かでしかないことは常識なんですがね。

 今朝の朝日新聞の社説。《名古屋城復元「共生」が問われている》
 もちろん朝日新聞だから抗議している障害者団体(活動家も含む)の側に立っている。そしてこう言う。
《施設や商品作りでは、誰もが使いやすい「ユニバーサルデザイン」が意識されるようになっている。(中略)一部の人が利用できないとわかっているのに、見切り発車するべきではない。》
 これについては、後段についてワシャもそう思っている。ワシャは一部の人が利用できなくてもいいと思っているのは、従来から主張してきたとおりだが、河村市長が期限をきって実施しようとしていることには懐疑的だ。もっと議論をすればいいし、折り合いがつかないのなら、止めておけばいい。中途半端なものに巨費を投じるべきではないと思っている。せっかく金をかけるなら本物を目指せ。本物を造るためならじっくりと議論を闘わせるべきだ。
 完成のあかつきには、ワシャが高齢で天守閣まで登れなくなっていたとしても文句は言うまい。下から眺めて「良かったのう」と寿ぎたい。それでいいと思っている。