書けた

 夕べ、職場近くの居酒屋で一杯。いっぱい飲んだので今朝は頭が回らない(いつもだけど)。新聞を読んでも、ピンとこないし、『日本史歳時記三六六日』(小学館)の6月8日のページをみても、これといった出来事がない。なにもでてこないのだ、と思っていたら机のパソコンの左側に積んであった本が崩れた。ドサドサッと何冊かの本が床に散らばった。およよ。落ちた本をなんの意味もなく書き留めておこう。
上田閑照『哲学コレクションⅢ 言葉』(岩波現代文庫
『図解雑学 哲学』(ナツメ社)
鷲田小彌太『哲学がわかった!』(日本実業出版社
渡辺裕『歌う国民』(中公新書
夏井いつき『2択で学ぶ赤ペン俳句教室』(ヨシモトブックス
ナンシー関『何様のつもり』(角川文庫)
石平『教えて石平さん。日本はもうすでに中国にのっとられているって本当ですか?』(SB新書)
鷲田小彌太『昭和の思想家67人』(PHP新書)
『別冊正論31』(産経新聞社)
 これだけが足の上に落ちていたら怪我をするところだったわい。これで目が覚めた。

 6月3日に書庫の整理をしていることを書いた。その時にエッセイの棚を整理していて、ナンシー関の本を何冊か処分しようと思ったんだけれど、結局、懐かしくて再読してしまった。だから机のわきに積んであったのだ。捨てられないねぇ、本というやつは(苦笑)。『何様のつもり』も発行が平成9年になっている。もう20年以上も前の本だ。これもずいぶん長くワシャの本棚にあったのね。その中に蓮舫氏をあつかった章があった。「社会派バカ」と書いてある。まだ政治家になる前のことで、「3時にあいましょう」というワイドショーのMCをやっていた時の話だ。
《土地を売った金を、兄貴が自分より多く取ったという理由で弟が兄を散弾銃で撃った事件をレポートした後、蓮舫はいつもの調子で「んー、これも土地問題ですね。政府に本当にどうにかしてもらいたいものです」とコメントするのだ。バカか。3時台のワイドショーでこの字意見を取り扱う理由は「下世話」趣味しかありえないという状況をまったく理解する気がない。己のまぬけに気づくどころか「私がワイドショーを変えてみせる」の寝言と共に、蓮舫は日1日と自信と実績を積み重ねているつもりだ。『3時にあいましょう』なのに。》
 と、手厳しい。でも、蓮舫氏、まったく成長していないんだね(笑)。