リベラル(?)の危機

 今回の衆院選について友達が「おしっこ味のビール」か「ビール味のおしっこ」の選択だ……と悩んでいた。ワシャなら全然迷わない。断然「ビール味のおしっこ」を選ぶ。キンキンに冷えているならなおよろしい。とくに製造元がきれいなら更に歓迎する(笑)。

 民進党の担当として鬼謀の党と移籍交渉をしていた玄葉氏がテレビのぶら下がりでこう答えた。
「(議員になるかならないかは)候補者の人生がかかっている」
 これにはたくさんの人が引っ掛かりを感じたんだろうね。ネットでずいぶん反発が出ている。
そもそも候補者の人生などどうでもいい。選挙には国民の人生がかかっている。そう言わなければダメだ。言い間違えたのならしかたがないけれど、そう思っていて口が滑ったとしたら、ずいぶん軽率な人ですな。

 ちょっと前に石平さんが言っていた。
民進党の「リベラル系」議員たちは選挙のための新党を作ろうとしている。しかし、小池新党への合流が拒否されそうになってからの「リベラル新党」とは、要するに日本の「リベラル」は何ら立派な理念でもなければ主義主張でもない。身売りしたくても売れない者たちの最後の逃げ場に過ぎないのである。》

 百田尚樹さんが言っている。
《今回の民進党崩壊は、小池さんと安倍総理の二人がシナリオを書いて民進党を罠にはめたんじゃないか。そうとしか思えないくらい、見事にはまってる。もし、罠でもなんでもなくて、民進党が自分でこうなったんやったら、考えられないくらいのアホの集まりやな》