友達のユッキィさんのツイッターでいいことを教えてもらった。
《ヒアリの天敵は日本の蟻だそうです。縄張り意識が強い蟻は、他種の蟻が縄張りに入ってきたら殺しにかかるそうです。》
考えてみればそういうことで、日本の蟻たちにがんばってもらおう。それを人間などという知恵も能力も持ち合わせぬ生き物が化学薬品を使って、大切な日本列島の仲間の日本蟻たちを駆除している。環境の中に組み込まれているもので、無駄なものはそうそうない。ワシャも、たまに座敷に上がってくるアリンコを優しい目で見守ろうっと。
ワシャの知人が3月から落ち込んでいた。2年前までは某社の中枢にいたのだが、仲の悪い天敵の常務と対立し、本社内の閑職に回された。まぁそこまでは良かったのだが(良くないけれど)、その常務が専務になってさらに力を持った。権力者に嫌われている知人は、オシャマンベ支店だったかノサップ営業所だったか、なにしろ本社から遠くへ飛ばされたそうだ。
これにはヤツもめげたねぇ。元気づけようと飲み会をやったんだけど、退職まで口にするようになった。これは長く持たないなぁと思った。
それから2カ月、某社内でゴタゴタがあって、あっけなく社長が退任した。社長にべったりだった専務も辞表を提出しているという。某社は大きく権力構造が変わろうとしている。
すっ飛ばされている知人にも復帰の話が持ちかけられているそうな。知人はみるみる元気になっている。よかったね、2カ月で目の上のタンコブが消えて。
昨日の夜、NHKBSで「シャーロックナイト」と題して名探偵シャーロック・ホームズを特集していた。ワシャは小学生の頃から「ホームズキチガイ」と言われるほど、シャーロック・ホームズのファンで、だからチャンネルを回して見てみた。ううむ、要所要所にはいい情報も挟まるのだが、ダチョウ倶楽部のコントなどはまったく必要なく、時間の無駄だった。ただ久しぶりにシャーロック・ホームズを想い出させてくれた、という効果はあった。
番組の中で「ホームズとワトソンのどちらがいいか」という質問が多くの人に投げかけられた。ワシャはホームズに決まっているのだが、イギリスのホームズ研究の大家からも「ワトソンがいい」という回答が寄せられた。基本的にホームズは変人すぎて友達にしたくない人が多いらしい。
でも、ワシャが師と仰いでいる人たちはみんな変人である。ク・・・・サさんやヒ・・・・シさんなどである。こういったことからワシャは変人には免疫ができているのだ。だから変人のシャーロック・ホームズがいい。
実を言うと、ホームズの天敵のモリアーティ教授が気に入っている。ホームズと取っ組み合ったままスイスのライヘンバッハの滝壷に転落した犯罪世界の天才。武器や助っ人に頼らず、「バリツ」の達人であるホームズと素手で闘った、その潔さがいい。