大相撲の轍を踏むな

 都大路をさわやかな風が駆け抜けた。
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20141221-OHT1T50086.html
 全国高校駅伝が京都で開催され、男子は広島世羅、女子は大阪薫英女学院が優勝した。若人の溌剌とした姿は実に爽やかだ。坊主頭の少年もいたりして、その青光りヘッドに鉢巻がよく似合う。
 それはそれとして、世羅高校にはちょいと言いたい。留学生もいいけれど、どうぞ日本人で選手は揃えてくださいな。箱根駅伝山梨学院大学もそうなのだけれど、高所で生まれ育ち呼吸器そのものが日本人と違っているケニア人やエチオピア人をスカウトしてきて戦力とするのはいかがなものか。これで優勝しても「なんだかなぁ」という印象を持ってしまう。走る前からハンディをつけているようで、すっきりしない。
 カマイシ君というから「釜石」君だと思ったら、本当に「カマイシ」君だった。名前は日本人みたいだが、日本人じゃない。日本人離れした心肺機能を持つケニア人なのだ。「ずるい」と思うのはワシャだけではないだろう。