昨日の昼過ぎ、ワシャの町で停電があった。本州の南を通過した低気圧の影響で落雷をともなった大雨になった。その時間、ちょうどワシャはアーミーカラーのカッパを着て流星号で走っていた。走っていたというより、走り回っていたというほうが近いな。雨中、なにをしていたかって?そりゃ停電している町なんて、なかなか見る機会はないじゃあ〜りませんか。停電するとどんな感じになるのか、確かめに行ったということです。でも、日中のことだったので、見た感じはあんまり変化はなかった。昼の時間帯なので、家の灯が点いていなくてあたりまえ。せいぜい店舗が暗かったのと、信号が消えていたくらいだ。
う〜む、それにしても日本人は素晴らしい。信号がなくても混乱をしないのである。むしろ信号があるときよりも謙虚に譲り合いながら、少なくともワシャが見に行った交差点でのトラブルはなかった。
それにしても「七人の侍」のような豪雨はあっというまにワシャのカッパなどずぶ濡れにしてしまうんですね。半端ではない雨は気持ちいいくらいですぞ。あっという間に道路は川のようになっていくし、雨で視界が遮られ、幹線道路の反対側が見えないくらい。雷はちょっと怖かったけれど、ストレス解消にはうってつけだった。どこまで電気が消えているのか確かめたいと思ったが、さらに雨脚が強くなったので、途中で中止した。後で確認すれば岐阜市まで停電していたそうだから、流星号で走っていたら岐阜まで行ってしまって帰れなくなるところだった。