阿久根は大さわぎです

 阿久根市の竹原さんが市長選に敗北した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110116-00000632-yom-pol
 当然の帰結だと思う。仕事をしない職員や議員に「喝」を入れるところまでは良かった。しかし、その後のルールを無視した市政運営には市民もうんざりとしたのだろう。行政の閉塞状態が続くと「英雄待望論」なるものが頭をもたげてくる。それに便乗して変人が登場することがままある。小泉元首相なんかもそのカテゴリーに入ってくるだろう。でもね、変人だから何をやってもいいということではない。ルールを順守して、その中で敵を退治していく。ルールから逸脱して暴走すれば、賢明な市民は離れていくだろう。リテラシーの高い人々はいつまでも「英雄待望論」の祭りに浮かれてはいないのだ。得票数は、西平氏が8509票、竹原氏は7645票、この864票の重みをしっかりと感じることから竹原さん本人の改革が始まる。もう少し大人になって出直せばいい。
(下に続く)