梅雨というより熱帯雨林

 梅雨が続いている。環境推進を標榜している我社では、節電の意味もあってエアコンをなかなか入れない。だから、雨が降って湿度が高いときなどは、熱帯雨林気候のような状況になる。ワシャの周囲の人間は、頭から水をかぶったように汗でグショグショだ。見ているだけでカビが生えそうだ。
 おや?ワルシャワだけ、汗をかいていないような書きぶりではないか、と思われたあなた、それは正しい。もちろんワシャだって暑いには暑いのだが、汗はなんとか止めている。どうやって?それはね、秘密兵器を持っているのだった。「MAGICOOL」(マジクール)という首掛け用のモバイル扇風機なのじゃ。これを首に下げているので、首元が涼しいというわけ。
 でも暑い。いいかげんエアコンをガンガンに入れろよ。しかし、頭の固い施設管理部門は従業員にことさら修行を強いる。我慢大会をしたって仕事の効率が落ちるだけじゃないか。暑さは体力を奪う。しかし高湿は体力と気力を減退させる。早く秋にならないかなぁ。

 そんなわけで、夏を乗り切るために体力をつけないといけないということになった。そこで友だちとJR沿線の魚の美味い店に出かけた。とくにここの「岩牡蠣」は新鮮で、レモンをしぼってそのままいただく。口の中に磯の香が充満する。そこで熱燗をキュッと流し込むのがいい。おおお、牡蠣のエキスと酒の熱が体中に伝播していく。元気がよみがえってくるようだ。
 その他にカンパチの刺身、揚げ出し豆腐、大根サラダなどをいただき、とても満足し、体力も回復したのだった。めでたしめでたし。