快挙!

 昨日の日記で書いたように仙谷やら森がタコツボの中で蠢いている。こいつらの動きはまったくこの国のためにならない。しかし、国士の動きは見事だ。仙谷、森などの雑報を追うように快哉を叫びたくなるようなニュースが飛び込んできた。
 石原東京都知事が、「都が尖閣諸島を買収する」と発表したのである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000018-jij-pol
 ああ、石原さんが都知事でよかった。これまで、この国を心より愛する人士が、どれほどの悔し涙を流してきたことだろう。つまらぬ政治家たちは、自国を踏みにじられて、なお、ヘラヘラとした中華帝国への追従笑いを止めない。

 この石原さんのつくった流れを断絶させてはいけない。中華帝国からの反発も出始めている。そして、閣僚、国会議員、官僚たちの逃げもあるだろう。しかし、石原さんを孤立させてはいけない。政治やマスコミが石原さんを支えないのなら、心ある国民が支えようではないか。
 コラムニストの勝谷誠彦さんがメルマガで提案している。
《買収資金は都民の税金を使うのではなく、ひろくファンドを募ればどうだろう。尖閣諸島は「都民のもの」ではなく「義士たちの領土」にすればいい。》
 もちろんそういう呼び掛けがあれば、三河の田舎のオッサンも、微力ではあるがお国のために役に立ちたいと思う。

 おおお、政治家として反射神経のいい橋下大阪市長がさっそく反応した。
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120417-OYO1T00500.htm?from=main2
「普通の政治家ではなかなか思いつかないことで、石原知事にしかできない判断と行動だ」橋下さんの言うとおりだとは思うが、国を思う普通の国民には容易に思いつくことである。このあたりにも、大政党の政治家の劣化が見て取れるわけだ。国をあずかる国会議員どもは、このことについて自覚的でなければならないはずなのに、どうも動きが鈍い。

 中山石垣市長も当事者だけに問題意識が高い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000356-yom-pol
尖閣諸島は国境離島であり、我が国の領土領海を守る上で、個人所有より国や県、地方自治体などが所有・管理するほうが得策だと考えている」
 石原さんの発言を歓迎している。

 藤村官房長官が、昨日の午後になってようやくコメントを出した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000615-san-pol
 朝は、「事実関係を承知していない」と逃げた。午後になってようやく「必要な場合は国による購入もあり得る」との認識を示したんだとさ。
「必要な場合」「国による」「購入も」「あり得る」
 それにしても面倒くさい言い回しだ。藤村官房長官、完全に官僚に言わされている。
そもそも尖閣諸島は日本固有の領土であり、必要に決まっている。「国による」ってなんだ?「国が」だろう。「購入も」は「も」じゃなく「を」であり、「あり得る」は「する」にしなければならない。
尖閣諸島は日本にとって絶対に必要なので国が購入をする」
 と言え。このあたりの生ぬるさが、民主党政権の限界なのだろう。
 上記のニュースにもあるが、当時の首相の菅直人が、中国漁船衝突事件後の平成22年11月、衆院予算委員会で「(国有化を)検討させたい」と表明している。しかし、その後、1年5か月の間、なんの動きもない。この一事をとっても、菅直人が口舌の徒であることは明白だ。もちろん首相の発言を受けて動かない閣僚、官僚も同罪と言っていい。
東海大学山田吉彦教授は「石原氏の行動には政府の動きを求める意図を感じる」と話しているが、そんな意図はないと思う。なぜなら、石原さんは民主党政府の愚鈍さを骨身にしみて知っている。今さらそんな連中に「動きを求める」わけがない。
むしろこれを争点として、平沼赳夫氏や橋下大阪市長、あるいは可能性としては薄いけれども橋本大二郎氏などと連携をして、身動きの鈍い大型恐竜政党の追い落としをはかるのではないか。
 さあて、日本の国事を議する立場のお歴々はどんな反応を示すんでやんスかねぇ(笑)。

 蛇足だが、中華帝国の外務省が石原発言についてコメントを出したとさ。
「日本のいかなる一方的な措置も不法かつ無効であり、これらの島々が中華帝国に属するという事実は変えられない」
 だったら、さっさと国際司法裁判所に提訴してもらいましょうか(大爆笑)。