「文藝春秋」の2月号に同級生特集がある。そこで1985年生まれの女優の層の厚さが取り上げられていた。
宮崎あおい、上戸彩、綾瀬はるか、満島ひかり、蒼井優、貫地谷しほり、相武紗季、松下奈緒……確かに充実している。でも、1985年ばかりではない。この一級下に、石原さとみ、北川景子、上野樹里、杏などがかたまっている。このラインナップもすごい。
話が逸れるが、最後に名前を挙げた杏である。この人が渡辺謙の娘であることはご杏内のとおりであるが、なかなか二世女優というだけではないものを持っていますぞ。
今度の大河「平清盛」で、烈女、北条政子を演じる。初回では、早速、馬にまたがって鎌倉武士どもに号令をかけていた。背筋がピンと伸びてとても凛々しい。そして、松田聖子のように未練たらしい薄眉ではなくきっちりとつぶしているところも好感が持てる。これからが楽しみな女優だと思う。
ううむ、85年、86年女優からは目が離せない。
さて、そこで本題。
この集団の中にワシャの苦手な沢尻エリカもいる。今度、映画に主演するとかで、こんなニュースが流れていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120111-00000001-piaeiga-movi
聴いてもらうまでもないけれど、沢尻は敬語がきちんと使えない。これは、最初に列記した11人に比べて彼女がはっきり劣っているところである。監督の蜷川実花とのツーショットでもなにか変でしょ。いかにもズラといったロン毛「おまえはプリンセス天功か!」とツッコミを入れたくなってしまう。
女優なのだから、優等生でいる必要はないが、最低限のマナーを身につけてから、スタイルを崩すというのが基本中の基本である。根幹の部分に品と教養が埋まっていなければ、たんにわがままなバカ女ということになりかねない。
そしてこれは止めてほしい。
よりによってオードリー・ヘップバーンを模すとは……
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/01/06/gazo/G20120106002373380.html
この写真のどこが、あのキュートなホリーだというのか。
いいかげんにしろよ。