鯨料理の大好きなワシャとしては歓迎すべきニュースである。
http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY201110040270.html
とくにテロリスト「シー・シェパード(S・S)」対応で、海上保安庁の巡視船を派遣するようだ。結構なことではないか。海上保安庁の巡視船などと言わず、海上自衛隊の護衛艦を出せばいい。
そもそもS・Sの主張に根拠はない。ある意味で原理主義の狂信者なのである。動物を守るためには人間はいくら死んでもいい、という考え方なのだ。
捕鯨の是非については、推進派も否定派も科学的な根拠を打ち出せず、手詰まりとなっている。ということは、是ともつかず非ともつかず、よく解らない状態なのである。だから、科学的な証拠を集めて固体管理をしながら長く海洋資源を使っていけるようにしましょうと、日本が言っても聞く耳を持たない。
「動物の権利」「自然の権利」を声高に叫ぶS・Sなどの活動家たちは、リゾート施設への放火や研究施設の破壊活動から、捕鯨船への沈没工作などの犯罪行為に手を染めている。元S・Sのロドニー・コロナードはアイスランドで捕鯨船を攻撃し沈没させている。
こいつらとソマリア沖の海賊とどこがどう違うのだろうか。むしろ生活が困窮した上での犯罪行為の分だけ、ソマリアの海賊たちのほうがまともだ。
冒頭のニュースを歯がみして読んでいるのが、S・Sにシンパシーを感じている社民党の福島瑞穂だろう。もっと歯がみさせるために、ソマリア沖のように本当に護衛艦を出さないか。
S・Sはしょせん派手な行動をテレビ局に売り込むためだけに、日本の捕鯨船を襲っているだけなので、護衛艦が出てくれば近寄りもしないって。ヤツらに命を捨ててまで己の主義を主張するなどということはできない。間違いなく。