こいつは阿呆か

午後11時40分。
 いやー、昨日は少々呑み過ぎましたぞ。おかげで日記をこんな時間になって書いている。それにしても愉快な宴であった。現役のキャリアが2人と某新聞社の論説委員と呑んだ。三河の田舎町では一番踊りの巧い芸者を呼んで、みんなで踊ったのだ。その後、ギターを持ち出してきて、唄う唄う。大騒ぎをしましたぞ。でも、すっかりストレスが吹っ飛んだのだった。

 さて、経済産業大臣鉢呂吉雄が失言をぼろぼろとこぼしまくっている。北海道大学を卒業しているのだから馬鹿ではなかろう。しかし、農協に就職してから勉強をしなかったんだろうね。政治家になってからも、地頭を鍛えるようなことをやらなかったんだね。頭は使わないとどんどん劣化していくというのを地でいっちまった御仁である。ご愁傷様。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910k0000m010135000c.html
福島原発周辺のことを「死の町」と表現した。必ずしも悪いとは思わないが、政治家なのである。相手がいるということを自覚して言葉を慎重に選ぶ必要はあった。
 それから、防災服をすりつける仕草をし、「放射能をつけたぞ」と言ったんだとさ。おまえは小学生か!

 出身を見れば、北海道は新十津川町ではないか。ということは、ルーツは奈良県十津川村かも、と思って調べてみたのだが、どうも違うようだ。「鉢呂」という珍しい名前は富山県にあるらしい。富山から新天地を求めて北海道にやってきて、新十津川に合流したのだろう。十津川の災害と絡めて、叱ってやろうと思ったが、当てが外れた。

 昨日の宴に来ていたキャリアは、そりゃぁ頭がいい。それもガリ勉クソ真面目キャリアではなく、変種のキャリアだから話していておもしろい。地頭がいいんだね。だいたい、愛知県でワシャと呑んでいるくらいだから、エリートコースに乗ったキャリアではないことは明らかだわさ。
 でも、その人たちと話していて、よく分かるのは、生半可な政治家では太刀打ちができないということ。とくに勉強をさぼってしまった威張りたいだけの政治屋には歯が立つまい。
 残念ながら、政治主導など夢のまた夢。重ねてご愁傷様(チ〜ン)。