絶世の美女

 新人物往来社から『【名画】絶世の美女』が出版された。常に美を探求している絶世の美女評論家(笑)のワシャとしては早速購入しましたぞ。
 ううむ……120人に及ぶ美術史上の美女が満載だ。有名どころでは、「モナ・リザ」、ボッティチェリの「ヴィーナス」
http://www.salvastyle.com/menu_renaissance/botticelli_venere.html
ミレーの「オフィーリア」
http://lapis.blog.so-net.ne.jp/2005-11-15
ルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」
http://stephan.mods.jp/kabegami/kako/2IreneCahen_d_Anvers.html
 などが居並んでいる。
 どのご婦人も世界的な美女であらせられる。でもね、絶世の美女評論家(笑)のワシャの琴線に触れる美女はいなかった。どうも、バター臭いというか、もう少し華奢でないと触手が動かない(なんのこっちゃ)。

 年初に名古屋ボストン美術館に行った。その時に出会った喜多川歌麿の「歌撰恋之部 稀ニ逢恋」の武家の娘は美しい。表情はあどけなく世間ずれしていない。切れ長の目、小ぶりな唇、袖の中に隠した手がわずかに覗いているところがエロティックだ。田中麗奈似の和風美人だが、上記の欧風美人に勝るとも劣らない。

『【名画】絶世の美女』と一緒に買ったのが、『寅さんDVDマガジン』。今回はシリーズ第42作、後藤久美子が初めて登場する。満男の後輩の可憐な高校生の泉を演じるゴクミが素晴らしい。この後、彼女は43,44,45、そして最終作の48に登場するが、作品ごとにいい女に成長していく泉が楽しみだった。

 なんだかまとまらなくなってきたぞい。つまり、何を言いたいのかといえば、ワルシャワは可憐な日本女性が好きだということなのだ。それでいいのだ。