菅直人の軽率を美談にしてはいけない

 地震直後の12日に軽率な男が、でたらめ委員長を伴って、福島第一原発に強硬視察した。すっから菅はパフォーマンスのため、でたらめ斑目は、単に無知のため、メルトダウンしている原子炉のそばに行ってしまった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110516/plc11051622480019-n1.htm
 被曝という危険をも顧みず、現地入りしたすっから菅とでたらめは、今ではそれを手柄のようにして語っているが、要するに前後の見境なくでかけて被曝しただけのことでバカとしか言いようがない。
 斑目が「原子炉は安全だ」と言い続けていたことはいろいろな報道から事実だろう。それをここに来て、《班目氏は「格納容器が破裂する可能性があると首相に助言した」と答弁。首相もこれを追認した》んだとさ。
 助言したのが、福島第一原発へ無謀旅行をする前か、炉心がメルトダウンしていることを知った後のことかわかったものではない。《首相もこれを追認》って言うのは、口裏を合わせたということに他ならない。
 斑目委員長は3月28日の参院予算委員会でこう答弁しているじゃないか。
「総理が原子力について勉強したいということで同行した」
 こんなノリで、現地の状況が何一つ解らない状況にも関わらず、一国の総理が防護服も着ずに現場視察をするなど、愚挙と言ってもいい。
 そして、バカ首相とバカ学者が二人だけで被曝するなら、お好きにどうぞということなのだが、これに自衛官などを同行させている。このバカ二人が愚かな視察をしなければ被曝しなかった方々まで意味のない被曝をしているかもしれない。このバカ二人は責任をどう取るつもりなのか。
原子力委員会青山繁晴専門委員が、現地で確認した情報として「東電本店から6時50分に現場に『(首相視察の)準備をしてほしい』という連絡があった」と証言。首相の視察強行が現場の作業量を増やした事実を指摘している。》
 災害直後、福島第一原発は、てんやわんやの状態に陥っている。それこそ猫の手も借りたい状態だったに違いない。
 そこに、曲がりなりにも一国の総理がご視察なされるのである。当然のことながら、何人かの担当者をその対応に割かなければならない。災害時に災害対応以外の雑事を持ち込まれるのが災害の現場で忌み嫌われることなのだ。そんなこともわきまえないバカの言い訳に貴重な国会の時間を費やしていて大丈夫なのか。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110515/plc11051500550000-n1.htm
 ソフトバンクの孫さんが「嵐のど真ん中で船長を代えると言われても困る」と発言したそうな。その船長が操舵の経験すらない偽物だったのだ。だったら代えざるを得ないでしょう。