あの人がいてくれたなら…… その1

 今、西三河は花の盛りである。今日の日記でそのことを書こうと思って、昨日、帰路、桜並木を歩いて花の様子などをメモしたりしてきた。
 ところが深夜の大地震である。とてもとても花を楽しむ気分にはなれない。

 昨夜、午後11時32分に宮城県沖でマグニチュード7.4の地震が発生した。仙台市栗原市震度6強を記録した。
http://www.asahi.com/national/update/0408/TKY201104070644.html
 この地震、「東北地方太平洋沖地震」の余震らしいが、余震といっても平成19年に石川県を襲った「能登半島地震」よりも大きい。マグニチュードの区分で言えば「大地震」である。こんな規模の地震が「余震」ではたまったものではなかろう。
 せっかく作業が進みだしている福島第1原発震度5弱、またいろいろな個所に影響が出なければいいが。祈るような気持ちで福島第1の状況を見つめている。
 コラムニストの勝谷誠彦さんは、「大マスコミこそ福島原発の現場に入ってその状況を国民に知らせよ」と言っている。本当にそうだ。どうして各局や大手新聞社は原発に近づかないのだろう。NHKのヘリコプターからの映像でも30キロ離れた場所からの超望遠でとらえた絵しかない。おまえらは天体観測しているのか?
 安藤優子も東京からごちゃごちゃ言っていないで、高い毛皮のコートを着て現場に入ってレポートしてみせろよ。おっと毛皮はもう季節はずれですたね。

 東北地方では余震と言うのがはばかられる規模の大地震に見舞われて被災者が恐怖の夜を過ごしているにも関わらず、永田町では夜郎自大な連中が脳天気なことを言って遊んでいる。
 亀井さん、こう言われて喜んでいるとしたらかなりの阿呆だ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110406-OYT1T01200.htm?from=main5
 そして菅首相が「役人をきちんと使えるのは一に亀井さん、二に私、三に仙谷かな」と言ったとしたら、菅さんは真性のバカ。
残念ながら亀井静香菅直人、仙谷チューチューの3人とも、霞が関の役人をきっちりと使えてはいない。体よくあしらわれている。そんな事実が何人もの霞が関の知人から伝わってきているわさ。まず、この3人では、田舎の町役場すらまともには運営できまい。面従腹背という言葉を知らないようでは一国の操縦など無理無理。そもそも役人をきっちりと使うということがどういうことかが理解できていない。
(下に続く)