ちょっとした出来事

 昨日、月末に開催するイベントの打ち合わせがあったので、近くの図書館まで流星号で行った。そうしたらね、平日の昼時だというのに、50m×4列もある自転車置き場がほぼいっぱいになっていた。中間テストの期間に入ったんだな。

 だからワシャは駐輪場をぐるぐると回って、ようやく4列目の隅にスペースを見つけた。そこに流星号を停めて図書館に入った。

 うわっ、やっぱり図書館の学習スペースは高校生で満タンになっている。今日も市立図書館は大賑わい。けっこうなことですな。

 1時間後、所用を済ませて、図書館の正面入口から出て、駐輪場に向かった。その途中、自転車に乗った男子高校生5人が「混んでるなぁ」とか「場所取れるかな?」とか会話をしながら、ワシャを追い越していく。

 青春しているかい、キミたち。大人のワルシャワは余裕で高校生を見送っている。

 ここまではよかった。ここからワシャが小事に見舞われる。

 5人の高校生は4列目の駐輪場の隅に並んでいる自転車のすぐ後ろにくっつけるようにして停めて、図書館に向かったのだった。そいつらの停めた自転車にワシャの流星号が閉じ込められてしまっている。

 咄嗟に波動砲が出た。

「こうらあぁぁぁぁぁ!」

 ちょっと長めの波動砲を放ちながら、目は自転車のフェンダーの学校シールを確認していた。県立M高校だった。情報は早速使わせてもらう。

「M高生、ちょっと待たんかぁい!」

 驚いて振り返った高校生たちは、おいおい、ワシャより体格のいいヤツばっかりじゃん。喧嘩になったら完全に負ける・・・と思った。しかし啖呵を切ってしまったので、後戻りはできない。

「おめえら(巻き舌)、こんな停め方しやあがって、他人様の迷惑になるってことに気が付かねえのか、べらぼうめ!」

 喧嘩をするには江戸弁がいいねぇ。

 江戸弁に高校生たちは固まった。もしその中にワシャがいたら、「オッサン、ウダウダとうるせえなぁ」と応じていたかも。

 もし、そんなことを高校生から言われたら、オッサンも引っ込みがつかないから「なんだとぉ↑クソガキが」と、えらい騒ぎになっちまうところだった。

 ところが高校生たちが偉かったねぇ。

「あ、すいません」

 と、低姿勢で謝り、自分たちの自転車を移動し始めた。

「駐輪場に停めるところないから、あっちの植え込みのところに停めようか?」

 とか、仲間に促している。

 いい若者たちではないか。だからオジサンも機嫌を直して「うん、それがいいね」と、穏やかに言いながら、高校生の自転車移動を手伝ったのでありました。

 彼たちが普通の日本人の高校生でよかった(安堵)。

 

 このニュースのイラン人たちだったらワシャは殺されていた。冗談ではない。

《イラン国籍の男 殺人容疑再逮捕》

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1389fc5f0625f471ea5050abe60faa98b6ab9bf

 あえて文化後進国と言おう。そういった国々から来た若者の暴力行使のハードルは低い。それこそ今やSNSにはアジア、中東、アフリカ系の移民たちがドイツをはじめヨーロッパで暴力を振るう動画が簡単に見られる。

 これはそもそもの民族性、文化的土壌が違うからで、何度も言うけれど、多文化共生などどだい無理な話なのだ。

 日本人の高校生だから大声で注意しても理解し合える。これがどこぞの原理主義宗教に染まった若者で、地蔵の首を折りまくっている奴だったら・・・おそろしやおしろしや。