なにを今ごろあわてているのか。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110314/CK2011031402000041.html
だから、普段から災害対策をしておきましょうと各自治体が言っている。大地震が起きた時だけ防災の意識を持つということではダメだ。水、食料、ラジオ、懐中電灯などなど、常に準備をしておけば、緊急の際にあわてることはない。
とくに水や食料は、3日を自力でしのぐ量を蓄えておけば大丈夫、必ず4日目には被災地に支援が入ってくる……と今までの地震なら自信をもってそう言っていた。
しかし、これだけ広い範囲に地震被害が出た場合、3日では支援が被災者に届かない。従来の災害対策の常識が通用しなくなった初の大災害になった。
こいつらもうるさい。
http://www.j-cast.com/2011/03/13090369.html
テレビ局や新聞社など、大手メディアが被災地上空にヘリコプターを飛ばして、同じような映像を垂れ流している。そんなことをしている暇があるなら、そのヘリコプターを使って被災者に支援物資を運ばんかい!
この記事にあるように、「救助隊の声が聞こえず救助が遅れることや、助けを呼ぶ声が聞こえにくくなる」のである。それに救助をするわけでもなく、上空から見下ろしているだけのヘリコの爆音は被災者の神経を逆撫でするばかりではないか。
大使館や領事館の人びともばたばたと騒々しい。この種の人たちはとても逃げ足が速い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000840-yom-int
他人事ではない。リビアの日本大使館でも国内の邦人を置き去りにして、自分たちだけがとっとと国外に脱出してしまった。いつでも自分たちの身を安全なところに置いておきたいということだろう。浮き足立っているとしか言いようがない。
それに比べてロシア通信東京支社長セルゲイ・コツーバ氏(53)は立派だ。
「危機的状況下でも、日本では略奪行為やパニックが起きていない。この社会は大丈夫だと信じる」
コツーバさん、度胸も度量のある人物と見た。災害時、コツーバさんのように静かなること林の如き男になりたいものだ。
こちらの静けさはあまりいいことではない。三陸沿岸の被災地のことである。少なくともテレビ映像や新聞発表を見る限り、被災地が静まりかえっている。被害が甚大過ぎて、手がつけられないのか。
もちろん復興の槌音など、まだまだ先の話だろう。
(下にもあります)