ジャスミン革命を終わらせてはいけない その1

 リビア情勢は続々と報道されている。政府庁舎が焼かれたとか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110222-00000011-jij-int
 デモ隊に軍が空から銃撃したとか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110222-00000505-san-int
 デモ隊が国営テレビを襲撃したとか
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/mideast/492697/
 緊迫した状況が伝わってくる。

 支那中国の情勢はというと、昨日の朝刊ではリビアの記事を押さえてトップが《「革命」の輪 中国厳戒》という見出しがおどり、国際面もリビアの見出しより大きなポイントで《中国、治安部隊を大展開》と打ち出していた。
 だから、1000字書き終わった後で、その新聞を見て驚いた。だから「茉莉花ジャスミン)革命」について、また1000字書いたほどだ。
 ところが、その後の支那中国の情報が一切入ってこない。リビア情報やパンダが日本にやってくるというニュースはひっきりなしに入ってくるにも関わらずである。
 これは、支那中国の「茉莉花革命」が圧倒的な暴力装置によって押さえ込まれた結果なのか、胡錦濤の言う「ネット管理をさらに強め、ネット世論を誘導するシステムを完備する」という情報統制が完遂されているからなのか。あるいは、日本のマスコミが「茉莉花革命」より「パンダが町にやってくる」のほうが重要なニュースと考えているからなのか。
 今、午前5時を回ったところで、我が家に朝刊は届いていない。その朝刊に支那中国の情勢がどのくらい載っているのか楽しみだが、少なくとも現時点でネットで新たなニュースは伝わっていない。
茉莉花は「モーリーホア」と発音する。
(下に続く)